EDIFIERが8月25日に発売したBluetoothスピーカー「QD35」のレビューをお届けします。デジタルなオーディオ機器でありながら、真空管アンプやニキシー管っぽいアナログな雰囲気を漂わせる、エモいライティング演出機能が特徴です。
ミッドバスとツイーターを搭載
スピーカーは3インチミッドバスと1インチツイーターから構成。出力25Wのミッドバスはアルミ合金ダイアフラムを搭載し、60Hzの低音から中音域までリッチな音響を実現します。出力15Wのツイーターはドーム形状のシルクダイアフラムを搭載し、クリスプで明るい高音が再生可能。強力なデジタルアンプとDSPチップセットを搭載し、実効値40Wの出力を実現しています。
ハイレゾ音源の再生に対応
専用アプリ「Edifier Connect」を使ってサウンドを含む各種設定が可能。LDACコーデックに対応し、Bluetooth接続でハイレゾ音源が再生できます。「Amazon Music」の高音質ストリーミングでは、24bit/96kHzのUltra HD音質の再生が確認できました。サウンドは豊かに響く低音と澄んだ高音がはっきり分かれて聞こえ、コンパクトサイズながら迫力と解像感が両立した音が楽しめます。
背面にあるUSB Type-Aポートから音源を接続でき、有線のハイレゾ再生にも対応します。3.5mmジャックからのオーディオ入力も可能。
再生モードを切り替えて楽しむ
専用アプリに加えて本体右側面のツマミから、入力ソースの切り替えや音量の調節、「音楽」「ゲーム」「シネマ」のサウンドモード、イコライザーで音をカスタマイズする「DIY」モードへの切り替え、後述するライトエフェクトの調整が可能。正面のディスプレイから各種ステータスを確認できます。
ゲームモードは、没入感のあるゲームプレイにオススメ。ドックからテレビに映像出力した携帯ゲーム機「Steam Deck」とペアリングして、クラウドゲーミング「Xbox Cloud Gaming」から起動した「Forza Horizon 5」の重厚なエンジン音と美しいBGMを、大音量で満喫することができました。
GaN充電器を搭載
本体のユニークな機能が、GaN充電器の機能を搭載すること。本体左側面にUSB-CポートとUSB-Aポートを搭載し、USB-C単体で最大35W出力、USB-Aポート単体で最大18W出力、両ポート同時使用で各18Wの計36Wでデバイスの充電ができます。机の上に置いて日常的に音楽やポッドキャストを聴きながら、スマートフォンやタブレットの充電ができるのはなかなか便利。
独自の存在感を放つライトエフェクト
EDIFIERのBluetoothスピーカー「QD35」をレビューしました。色や演出を変更できるライトエフェクトがエモい! pic.twitter.com/F5lIVtJRm9
—宮原俊介@getnews.jp (@shnskm) August 29, 2023
正面のパネルがLEDライトで発光し、独特の存在感を放つライトエフェクトは、色や演出の種類をアプリから設定可能。夜に派手に光らせるだけでなく、白色光や暖色光を設定して日中に光らせても、インテリアのアクセントとして部屋に調和します。
QD35は楽天EDIFIER直営店で販売中。本体カラーは記事で紹介したブラックとホワイトの2色をラインアップします。通常価格2万7280円(税込)のところ、9月11日まで20%OFFの2万1824円(税込)で販売するセールを実施中です。
EDIFIER QD35(EDIFIER楽天市場店)
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