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本日発表の「Galaxy S23」シリーズ ゲーミング性能の高さを「S23 Ultra」のタッチ&トライで検証


サムスン電子ジャパンは4月6日、フラッグシップスマートフォンの新モデル「Galaxy S23」シリーズを発表。国内では4月20日に発売することが明らかになりました。S23シリーズの特徴は、「カメラ性能」「ゲーミング性能」「サステナブル」の3点。この中で「ゲーミング性能」に注目して、事前に開催された体験会で最上位モデル「S23 Ultra」を触ってみました。

S23シリーズは、チップセットに同製品向けにチューニングした「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform For Galaxy」を採用。S22シリーズの「Snapdragon 8 Gen 1」と比べて、CPUは35%、GPUは40%、人工知能向けプロセッサーのNPUは40%、それぞれ高速化しています。

ゲーミング性能で重要な冷却システムには、従来と比べて約2.1倍拡大したベイパーチャンバーを搭載。S22 Ultraではフレームレートが約33%低下したゲームで、S23 Ultraでは60FPSを維持するパフォーマンスを発揮しています。また、対応アプリは不明ですが3D CGのレイトレーシングに対応しているのにも注目できます。さらに、屋外でも明るく見やすい最大光度1750nitのディスプレイは120Hz駆動に対応し、ゲームプレイ中の直接給電に対応する5000mAh容量のバッテリーを搭載するなど、特にS23 Ultraはゲーミングスマートフォンに匹敵するゲーミング性能が期待できます。

S23 Ultraは、本体サイズがH163×W78×D8.9mm、重量は約234g。約6.8インチ 1440×3088ピクセル Quad HD+ディスプレイを搭載します。メモリーは12GBで、ストレージ容量はキャリアごとに複数の容量のモデルがラインアップされています。IPX5/IPX8の防水、IP6Xの防塵、おサイフケータイ、ワイヤレス充電に対応。

アウトカメラは広角約2億画素、超広角約1200万画素、光学10倍の1000万画素望遠、光学3倍の1000万画素望遠の構成。インカメラは約1200万画素。

専用タッチペン「Sペン」を本体に収納でき、ノートやスクリーンショットへの手書きなど、Sペン向けの操作メニューへすぐにアクセスできます。

試用機にプリインストールされていたゲームアプリ「アスファルト9:Legends」「原神」をプレイしてみたところ、美しいグラフィックスが滑らかに動作し、4辺とも細いベゼルの画面は高い没入感をもたらします。

ベンチマークアプリをインストールして実行してみました。「Geekbench 5」のシングルコアの結果は1953、マルチコアの結果は5066。「3D Mark」の「Wild Life Extreme」の結果は3815。いずれも、以前レビューしたSnapdragon 8 Gen 2搭載のゲーミングスマートフォンの結果を超えています。S23 Ultraは、確かにゲーミングスマートフォンとしても確かなパフォーマンスを発揮する端末として注目できそうです。

S23 Ultraは、12GB RAM、256GBストレージのモデルがドコモとauから発売。カラーはグリーンとクリームの2色をラインアップします。オンライン販売限定モデルとして、ファントムブラックの512GBストレージモデルがドコモとauから、1TBストレージモデルがauから発売。4月6日から4月19日の予約期間に256GBモデルを購入して応募すると完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2」をプレゼントする他、予約期間に512GBモデルを購入・応募すると256GBモデルとの差額分、1TBモデルを購入・応募すると512GBモデルとの差額分を還元する「Wストレージキャンペーン」を実施します。

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