通常のレビューに加えて、専用アダプターを使ったiOSデバイスとの接続、携帯ゲーム機「Steam Deck」との接続を試してご紹介してきたサングラスタイプのARデバイス「Nreal Air」。また新たな活用法を思いついたので紹介します。
Nreal Airは、内側にハーフミラーを搭載し、フレームから下向きに投射する映像を、メガネから見る現実世界に重ねて表示できるARグラス。ミラーリング表示モードでは、最大で仮想空間の4メートル先に130インチの画面を表示できます。左側のテンプル(つる)にUSB Type-Cポートを搭載し、USB-C端子のDP ALT(Display Port Alternate mode)出力に対応するスマートフォンと付属のUSBケーブルで接続することで、動画やゲームなどスマートフォンコンテンツを大画面で楽しむことが可能に。
左右のテンプルにはスピーカーを搭載し、耳元でサウンドを再生することができるのですが、実はこのNreal Air、テンプルにマイクも搭載しています。つまり、外付けディスプレイとスピーカー、マイクがサングラスの形態で一体化しているわけです。
最初は「オンライン会議に使えるかも……」と思ったのですが、サングラス姿でミーティングに参加するのはちょっと勇気が要るので、ライブ配信で使えるのでは、と考えました。ふだんはノートPCからライブ配信していますが、スマートフォンとNreal Airをつないで配信すれば、コンパクトながらも大画面で音質の充実したライブ配信環境ができるはず。
スマホをスマホ三脚に取り付けてNreal Airにつなげば、ライブ配信環境のできあがり。
インカメラで撮影してスマホの小さな画面でプレビューするのではなく、背面のメインカメラで撮影しながら大画面でプレビューできるのがポイント。スマホに表示された画面がそのまま目の前の大画面で表示されるので、コメントや配信中の映像のディテールが確認しやすくなります。
配信しながらNreal Airに電源を供給するのでスマホのバッテリーは減りが早くなりますが、USB-C入力で電源を供給しながらDP ALTの映像出力ができるアダプター「Nubia RedMagic Gaming Dock」を使えば、スマホに充電しながらライブ配信が可能になります。筆者は海外の直販サイト「Nubiamart」で購入したのですが、残念ながら執筆時点では在庫切れの模様。「AliExpress」ではまだ在庫があるようです。
2月3日(金)20時からのライブ配信「ガジェット通信LIVE」では、こちらで紹介したNreal Air+スマホの環境で「StreamYard」を使った配信に参加してみる予定です。どんな品質で配信できるか気になる方は、是非チェックしてみてください。
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ちなみに、Nreal Air+スマホの配信環境なら、フットワーク軽く屋外でのライブ配信にも対応できそうです。機会があれば屋外からの配信にもチャレンジしてみようかと思います。
メガネ型ARデバイス「Nreal Air」レビュー クラウドゲーミングとの相性抜群な“お手軽パーソナルディスプレイ” https://t.co/10DGadK6N5#getnews#ガジェット通信pic.twitter.com/4NY8Y1nvku
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Apple Arcadeを目の前の大画面でプレイ! 別売りアダプターでiOSに対応したメガネ型ARデバイス「Nreal Air」をレビュー https://t.co/YUg1no4u1Fpic.twitter.com/LOenIg7XF5
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「Steam Deck」を大画面で楽しむならメガネ型ARデバイス「Nreal Air」が便利 https://t.co/tLjXMyiQIBpic.twitter.com/I4bVvFxKmw
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