ゲーム配信サービス「Steam」のライブラリにあるゲームがプレイできる携帯ゲーム機「Steam Deck」。ディスプレイなど外部機器と接続する専用ドックを使わなくても、USB Type-Cケーブル1本で接続できるモバイルディスプレイに接続できることを紹介しました。
専用ドックがなくてもなんとかなる!? USB-C接続のモバイルディスプレイとBluetoothデバイスで作る「Steam Deck」のデスクトップ作業環境 https://t.co/hNbnqIeGNUpic.twitter.com/BcBAjtp1rf
—ガジェット通信(公式) (@getnewsfeed) December 20, 2022
「それならこれも使えるのでは?」と思い、現在お借りしているサングラスタイプのARデバイス「Nreal Air」と接続して使ってみたところ、問題なく使えたのでご報告します。
Nreal Airは、内側にハーフミラーを搭載し、フレームから下向きに投射する映像をメガネから見る現実世界に重ねて表示できるARグラス。USB-C端子のDisplay Port ALT出力に対応するAndroidスマートフォンに、USBケーブルで接続して使用します。ミラーリング表示モードでは、最大で仮想空間の4メートル先に130インチの大画面を表示可能。10月に発売した別売りのアダプター「Nreal Adapter」を使うことで、Android端末に加えてiOS端末やゲーム機と接続可能になったことをレビュー記事で紹介しています。
Apple Arcadeを目の前の大画面でプレイ! 別売りアダプターでiOSに対応したメガネ型ARデバイス「Nreal Air」をレビュー https://t.co/YUg1no4u1Fpic.twitter.com/LOenIg7XF5
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Steam DeckとNreal AirをUSBケーブルでつないだところ、目の前に画面を表示できました。コンパクトなサングラスサイズのディスプレイなので、外出先でも手軽に大画面でゲームをプレイできるのは魅力。テンプル(つる)に搭載したスピーカーから耳元でサウンドが再生されるので、より没入感のあるプレイが楽しめます。
Steam Deck本体はNintendo Switchと比べて大きめのサイズなので、画面は目の前で見ながら膝に置いた状態で操作できるのもうれしいところ。長時間のプレイでも疲れにくいのではないでしょうか。
Steam Deckは、LinuxベースのSteam OSを搭載した携帯ゲーミングPCとして使えるのも特徴。Steam Deck本体をモバイルディスプレイにつないだように、Nreal Airをメインディスプレイにすることで、PCライクなデスクトップモードでの作業にも活用できます。
組み合わせてみると、なかなか相性のよい両者。Steam DeckユーザーはNreal Airを、Nreal AirユーザーはSteam Deckをそれぞれチェックしてみてはいかがでしょうか。
Nreal Japan
https://www.nreal.jp/[リンク]
Steam Deckがついに上陸!
https://steamdeck.komodo.jp/product/steam-deck/[リンク]