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完全ワイヤレスイヤホン「Jabra Elite 5」レビュー 2万円を切る価格でハイエンドモデル同様のANCとマルチポイント接続を実現


Jabraが9月に発売した完全ワイヤレスイヤホン「Jabra Elite 5」のレビューをお届けします。価格が1万8480円(税込)とJabra製品の中ではミドルレンジの価格帯ながら、最上位モデルと同様のアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載し、2台のデバイスに同時接続できるマルチポイント接続に対応する高コスパモデルです。

Androidスマートフォンでは、充電ケースのフタを開けるだけでペアリング設定を進められるGoogle Fast Pairが利用可能。WindowsでもMicrosoft Swift Pairにより、デスクトップから簡単にペアリング設定を進められます。2台のデバイスにマルチポイント接続できるのが特徴で、PCでオンライン会議に参加していたり動画を視聴しているときに電話がかかってきても、接続を切り替えることなくスマートフォンで通話できます。

ANC機能は、最上位モデル「Elite 85t」と同じ“ハイブリッドANC”に対応。内蔵する6個のマイクにより、外側に向いたマイクが拾う外部のノイズを除去するANCと、内側に向いたマイクが拾うイヤホン内のノイズを除去するANCが動作します。風切り音を感知すると内側のノイズ除去が動作し、屋外でもクリアな通話が可能。マイクから外音を取り込む「Hear Through」モードにも対応します。

スマートフォンアプリ「Jabra Sound+」を使うことで各種カスタマイズが可能に。ユーザーの聴力に合わせてANCの度合いを設定できる他、手動でANCの強さや外音を取り込む大きさを5段階で調整できます。

6mm径のドライバーを搭載し、SBC、AACに加えてQualComm aptXの高音質コーデックに対応。解像感のあるクリアな音質ながら、低音の響く迫力あるサウンドを両立している印象です。何万人もの耳の形状を計測して最適な形状に設計したという本体は、比較的コンパクトなので耳の中に納まりがよく、装着感は快適。リモートワークなどで長時間装着しても疲れにくいのではないでしょうか。本体はIP55準拠の防水・防塵に対応します。

音色はアプリのイコライザーで調整できる他、「低音ブースト」「スムーズ」などプリセット設定を適用することもできます。

アプリでちょっと面白いのが、「サウンドスケープ」という項目。周囲のノイズをかき消すために再生する「ピンクノイズ」「ホワイトノイズ」「換気扇」といった音源や、「海の波」「雨の日」などリラックスするための環境音などを選んで再生することができます。「完全な嵐」「群衆」といった、「それ本当にリラックスできる?」と思うものも収録されています。

充電ケースは、USB Type-Cポートから充電できる他、Qiのワイヤレス充電にも対応します。イヤホン単体では最長7時間、充電ケースを併用すると最長28時間の連続使用が可能。10分の充電で1時間の使用が可能な急速充電に対応し、イヤホンの片方を充電しながらもう片方を使用することで長時間の使用が可能になります。

外部サービスとの連携に優れる点にも注目。アプリから「Spotify Tap」をONに設定すると、左耳のイヤホンを2回タップすることでSpotifyの再生を開始。再生中に左耳を2回タップすると、お気に入りの曲を次々切り替えて再生することができます。Spotify Tapとは排他的になりますが、GoogleアシスタントとAlexaの音声アシスタントに対応。音声アシスタントを設定すると、イヤホンをタップすることなく「OK Google」「アレクサ」と呼び掛けて音声アシスタントを起動することができます。

本体カラーは、レビューに使用したゴールドベージュとチタニウムブラックの2色をラインアップ。ミドルレンジながらも、落ち着いた高級感のある色味が魅力です。ビジネスの場でもプライベートでも活躍する、バランスのよい仕様の完全ワイヤレスイヤホンと言えるのではないでしょうか。

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