インドの路上には耳かきの詐欺師がいます。これはけっこう知られている事実で、欧米のガイドブックの一部には記述もあります。実際にインドの耳かき詐欺師と遭遇して耳かきしてもらったので、そのときの状況をお伝えしたいと思います。
「こんなに取れたよ」「もっと耳垢あるよ」
耳かき詐欺師は、とりあえず無料で耳かきをやらせてほしいと言ってきます。それに応じると耳かきをしてもらえるのですが、そこから詐欺スタート。隠し持っていた、耳垢の塊のような物質を見せて「こんなに取れたよ」「もっと耳垢あるよ」「ここから先は有料だよ」と言ってきます。
今までの客が感謝の気持ちを書いたノート
明らかに偽物の耳垢ですが、なかには騙される人もいて、高額な耳かき料を支払ってしまうケースがあるようです。耳かき詐欺師は日本人や韓国人などの外国人観光客を信用させるため、今までの客が感謝の気持ちを書いたノートを見せて「信用して」「ほかの日本人も喜んでいるだろう?」などと言ってきます。
耳かき詐欺師に気を付けて
しかし、騙されて耳かきをしてもらった日本人たちのコメントなので、信用してはいけません。ノートに「こいつら詐欺師だから気をつけて!!」と日本語で書かれていたのには笑いました。もしインドに行くことがあれば、耳かき詐欺師に気を付けてください。詐欺師だとわかってて耳かきされるのはアリかもしれませんが、自己責任で。
インドの詐欺耳かき屋さんに耳かきしてもらった 笑。「試しに耳かきやらせて」と言ってきて、仕込んでいた耳垢っぽい塊を見せて、「こんなに取れるから俺に任せろ」と高額な値段で耳かきをしようとしてくる。 pic.twitter.com/7WUZ8O8rPj—クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) October 21, 2022
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)