「Makuake」で4月に応援購入プロジェクトを公開し、10月末に出荷を予定しているバスマット型スマート体重計「スマートバスマット」。開発元のissinは、9月26日に開催した「事業説明会&製品体験会」で開発中の製品について仕様をアップデート。専用アプリのデザインと機能も公開しました。
スマートバスマットは、風呂上がりに3秒間乗ることで体重を計測でき、体重の増減とBMIの変化をスマートフォンアプリから確認できるスマート体重計。本体に体重を表示するディスプレイがないのが特徴で、ユーザーは体重を測ることを意識せずに、毎日の入浴する行動の中でほぼ決まった時間に体重を計測できるのが特徴。
本体はWi-Fi経由で計測値を送信するので、計測時にアプリを立ち上げたりBluetoothで接続する操作は不要。シンプルに体重のみにフォーカスし、アプリから簡単にモニタリングできる他、体重の変化をスマートフォンにプッシュ通知することもできます。
1台で8人までのユーザーを登録して、ユーザーに合わせた体重管理モードが設定できます。Maukakeで質問が多かったというデータ管理については、ユーザーのプライバシーを尊重すると説明。たとえば夫婦では各自がアカウントを作成して1台の製品を利用し、お互いのデータを見られないようにしたり、「全データを共有」「数字を含まない傾向だけ共有」と、共有する範囲を設定できるとのこと。子供も利用する場合は、親のどちらかのアカウントに子供のアカウントを追加して、子供のデータをもう片方の親に共有することができます。リモートでもデータは共有でき、離れて住む親の体重の変化をチェックすることも可能。
ハードウェアの安全面のアップデートとして、マットのどの位置を踏んでもバランスが崩れないようにアルミ合金製の脚を追加したことを発表。
さらに、滑りやすい強化ガラスの表面にウェーブ型の滑り止めを追加したことを発表しました。
本体の上に乗せて使う珪藻土入りバスマットの裏面には、日本メーカー製で洗って使える吸着テープを採用していることも明らかにしました。
専用アプリは、中長期にわたって使うことから、ストレスを感じさせず、継続しやすいアプリを目指したとのこと。
アプリを起動しなくても、「BMIは肥満(1度)になりました」「減量ペースは正常です」など、通知で体重変化を伝えてくれる機能を搭載。
アプリを起動すると体重の増減を目立つように表示する他、ユーザーに合った生活習慣に関する健康知識を表示。健康知識コンテンツは、日本肥満予防健康協会と共同で作成し、今後も充実させていくとのこと。
「ダイエットモード」では、「一日あたり何kcal余分に摂取しているのか」など、把握しておくべき数値を自分で入力することにより、正しく自分を知ることが可能。
「チャイルドモード」では、学校の健康診断と同様に肥満度を確認できる他、定期的に子供の身長を測るように通知で促し、子供の成長記録をつけられることを目的としています。
issin代表の程涛氏は、レコメンドウィジェットを開発・運営するpopInを起業し、その後プロジェクター付きシーリングライト「popIn Aladdin」を開発・事業化して、現在はXGIMIが設立したAladdin Xにホームプロジェクター事業を譲渡。popIn代表を退任して、ヘルスケア製品と技術を開発するissinを立ち上げました。同社は今後、スマートバスマットに加えて体温や血圧、血糖値を計測・管理するスマートヘルスケア機器の開発を構想。家族の健康を改善し、守る付加価値サービスを提供するとしています。
スマートバスマットは、Makuakeでの購入者向けに10月下旬から出荷を開始。10月下旬から11月上旬に一般発売を予定していて、公式サイトで予約販売を開始しています。
スマートバスマット公式サイト –生活に溶け込んだ体重管理 –家族のヘルスケア
https://issin.cc/