セガのミニハード第2弾となる『メガドライブミニ2』の収録タイトル第5弾が発表され、これで全てのタイトルが明らかになった。
当初50タイトル+αと発表されていたが、最終的なタイトル数は60タイトル。しかも、当時は発売されなかった「ボーナスタイトル」が10本も収録されている。『メガドライブ』への愛が篭(こも)ったハードといっても過言ではないだろう。
そんな『メガドライブミニ2』の発売日は2022年10月27日(木)。価格は1万978円(税込)となっている。
収録タイトル第5弾! 10タイトル+ボーナス6タイトル
セガの『メガドライブ2』をミニハード化した『メガドライブミニ2』。今回、第5弾として発表されたのはメガドライブやメガCD向けに発売された10タイトルと、ボーナスタイトルとして用意された6タイトル。まず、メガドライブやメガCD向けに発売された10本の内容は以下の通り。
『スタークルーザー』
シューティング要素と融合した壮大なSFアドベンチャー。27世紀、軍事国家VOIDに戦いを挑む「ハンターギルド」の仲間たちの、宇宙を股にかけた冒険を描くスペースオペラが展開する。
(c)extreme
『ナイトトラップ』
隠しカメラとトラップによる防犯システムを駆使し、怪物たちを撃退するインタラクティブムービー。若者たちが集まったホームパーティー会場を、カメラを切り替えて監視、怪物たちを退治していく。屋敷の住人たちが真の姿を現す時、事件の真相が明らかになる。
(c)1986 Hasbro. Inc.
『魔法の少女シルキーリップ』
TVアニメの魔女っ子モノ的な世界観を表現したアドベンチャーゲーム。魔法の国から人間世界にやってきた主人公のリップは、女王になる修行のため、小学校に通いながら仲間たちとさまざまな事件を解決していく。
(c)Edia Co.,Ltd.
『グラナダ』
かつて多くの話題作を提供したゲームデベロッパー、ウルフチームによる全方位シューティング。重機動兵器「グラナダ」を駆り、アフリカの戦地を転戦していく。レーダーに表示されたすべてのクリアポイントを破壊し、最後に出現する巨大なボスの打倒を目指す。
(c)Edia Co.,Ltd.
『エクスランザー』
6つのボタンを駆使して戦う、SFロボットシューティング。人型戦闘マシン「エクスランザー」を駆り、オジー・ワイズ率いる機兵師団と戦う。7種の武器と、合体可能な2種の支援機を使った立ち回りが特徴となっている。
(c)SEGA
『新創世記ラグナセンティ』
動物を仲間にして冒険するアクションRPG。かつて「光」に追われたモンスターたちが復活。少年「コロナ」は剣を手に、冒険へと旅立つ。
(c)SEGA
『ミッドナイトレジスタンス』
多くのゲームに影響を与えたアクションシューティング。囚われの家族を助けるため、レジスタンスの円大地は狂気の科学者キング・クリムゾンに立ち向かう。ドラマティックなステージと音楽が戦闘を盛り上げる、
(c)G-MODE Corporation
DATA EAST and DATA EAST logo(s) are registered trademarks of G-MODE Corporation.
『チェルノブ』
データイーストならではのアクションシューティング。敵は地球征服をたくらむ侵略者デスタリアン。3段階にパワーアップする6種類の武器と、特徴的なジャンプを駆使して戦いへと挑む。
(c)PAON DP Inc.
DATA EAST and DATA EAST logo(s) are registered trademarks of G-MODE Corporation.
『炎の闘球児 ドッジ弾平』
「月刊コロコロコミック」で連載されていたドッジボール漫画『ドッジ弾平』。そのアニメ化作品を原作とするスポーツゲーム。闘球部に入った小学生の弾平は必殺技を駆使し、スーパードッジボールで世界の強豪たちへと挑む。
(c)SEGA
(c)こしたてつひろ/小学館・ShoPro
『キャプテン翼』
大人気のサッカー漫画を原作とする、人気シリーズのメガCDバージョン。特徴は、サッカーをコマンド方式のシミュレーションゲーム化している点。また、メガCDの強みを活かし、初代アニメ版キャストによって原作が忠実に再現されている点も見逃せない。
(c)高橋陽一/集英社
(c)1994 コーエーテクモゲームス All rights reserved.
続いて、ボーナスタイトルとして用意されたのが次の6タイトルだ。
『スーパーロコモーティブ』
線路を走り続ける機関車を操作し、敵の攻撃を避けながら駅を目指す異色アクション。上下2つに分かれた画面を駆使してコースを変えつつ敵を攻撃。1982年のアーケードゲームが、今回初めて移植される。
(c)SEGA
『パーティークイズSEGA Q』
『パーティークイズMEGA Q』のジャンルと問題が、すべてセガにちなんだものに! セガファンの、セガファンによる、セガファンのための、超マニアックなクイズゲーム。『パーティークイズMEGA Q 2022』同様、別売りのHUBと追加コントローラーで、最大5人までの対戦プレイが行える。
(c)SEGA
『パーティークイズMEGA Q 2022』
『メガドライブミニ』に収録されていたクイズゲームの最新版。すべての問題を一新し、2022年版の最新クイズでプレイできる。別売りのHUBと追加コントローラーで、最大5人までの対戦プレイが可能。
(c)SEGA
『でびとぴー』
1992年に開発されながら日の目を見なかった、幻のアクションゲーム。女神の力でパドルの姿となった太郎と花子は、悪魔の「でび」を避けながら、天使の「ぴー」救出を目指す。
(c)SEGA
『ふたりでぷよぷよSUN』
人気アクションパズルのシリーズ第3作目がメガドライブ版として移植され収録。今回の移植は2P対戦「ふたりでぷよぷよ」だけを抜き出しており、ソロモードは用意されていないものの、その代わりに「太陽イン」「フェイク太陽」といった独自のモードが用意されている。
(c)SEGA
『スペースハリアーII』
『メガドライブミニ』にも収録されていた『スペースハリアーII』。今回収録されるのはスプライトの拡大・縮小機能があったという前提で作られた新たな『スペースハリアーII』。
メガドライブ本体にはスプライトの拡大・縮小機能がなかったため、『メガドライブミニ』収録の『スペースハリアーII』はキャラクターの動きがややカクカクしたものになっている。しかし、もしメガドライブ本体に拡大・縮小機能が用意されていたとしたら、『スペースハリアーII』はこんなゲームだったのではないか?
……そんな歴史のifを再現したタイトル。拡大・縮小機能によって、キャラクターの迫りくる様子がスムーズになりアーケードゲーム感がアップ。サイバースティックにも対応している。
(c)SEGA
『スペースハリアー』
ボーナスタイトルは6タイトル……のはずが、なんと、ボーナスタイトルのボーナスが存在。『スペースハリアーII』のメニューから『スペースハリアー』が選択可能になっている。
こちらも『スペースハリアーII』同様、拡大・縮小機能に対応。もちろん、サイバースティックにも対応している。
(c)SEGA
『メガドライブミニ2』発表済み収録タイトル
これまでに発表された収録タイトル44作品は以下の通り。また、すべての収録タイトルが確認できる動画も公開されている。
『メガドライブミニ2』全収録タイトル紹介映像YouTube動画
https://youtu.be/dR7X1yCypKU
・シルフィード
・シャイニング・フォースCD
・ソニック・ザ・ヘッジホッグCD
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・ぽっぷるメイル
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・天下布武~英雄たちの咆哮~
・電忍アレスタ
・真・女神転生
・ビューポイント
『メガドライブミニ2』を収納・持ち運びできるキャリングケースが登場
『メガドライブミニ2』本体とケーブル類、さらに『ファイティングパッド6B』を収容可能なキャリングケースが発表された。EVA素材を使用しており、軽くて丈夫。
キャリングケースの発売日は、『メガドライブミニ2』本体と同日の2022年10月27日(木)。価格は3850円(税込)となっている。
メガドライブミニ2 | セガ:
https://sega.jp/mdmini2/[リンク]
(執筆者: ガジェット通信ゲーム班)