旧統一教会の霊感商法と政治との関わりが問題視される中、自由民主党の萩生田光一政調会長が2022年7月に投開票が行われた参議院議員選挙で当選した生稲晃子氏の応援を要請するために教会施設を訪問していたと『週刊新潮』が報道。さらに、2009年ごろに落選中の萩生田氏が頻繁に八王子市内の施設に訪れていたという元信者の証言をTBSが報じて波紋が広がっています。
立憲民主党の蓮舫参議院議員(@renho_sha)は、萩生田氏の説明が二転三転していることを指摘した上に、生稲氏が「全くそのときは見てなかったのでわからなくて」と説明していることを「意味不明」と断じ、「この人に国の政策任せますか?」と厳しく批判しています。
最初は関連に否定的コメントだったが、来賓挨拶、関連団体への会費支出、選挙応援など次々明らかに。生稲氏を施設に連れて行くも名前がわからない、との意味不明な説明。この人に国の政策任せますか?「萩生田さんを政界に戻すことが神様の計画」…旧統一教会元信者が証言 https://t.co/Q49hTxcON5—蓮舫RENHO (@renho_sha) August 19, 2022
参議院選挙東京選挙区で当選した蓮舫氏と生稲氏。蓮舫氏は670339票で第4位、生稲氏は619792票で第5位となっていました。
今後の教団との関係について「適切な対応をしていきたい」として、関わりを断つとの明言を避けた萩生田氏には「普通にありえない」「もう限界では」といった声も上がっています。現在、臨時国会の開会時期で与野党の間で駆け引きが続いていますが、開会後には旧統一教会問題が焦点になることは確実で、政府・与党は厳しい追求を受けることになりそうです。
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