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ラーメンは醤油、味噌、塩、豚骨、担々麺などなど、その味には無限のバリエーションがあるというのに、パリッと油で揚げた麺がおいしい「かた焼きそば」は中華風あんかけ以外の選択肢がほぼないような気がする。もっといろんなタレをかけて食べてもウマそうなのに。
そこで始めてみたのが「フリースタイルかた焼きそば」という企画。市販のかた焼きそばの麺にいろいろなタレをぶっかけ、かた焼きそばの新境地の開拓を試みます。
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フリースタイルかた焼きそばVol.04「シュクメルリ」
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これまで過去3回は「ミートソース」「レトルト牛丼」「バターチキンカレー」と試してきましたが、第4回となる今回はかつて松屋が販売して大きな話題となったジョージアの郷土料理「シュクメルリ」をぶっかけてみることにしました。
シュクメルリのブーム自体は去ってしまったような感がありますが、まだまだコンビニやスーパーではパウチされたものが売られていたりするんですよね。温めてかけるだけなので便利ですし、チーズとガーリックのホワイトソースはきっとどんな食べ物にでも合うはず。
というわけで、レンチンして加熱したシュクメルリを豪快にかた焼きそばの上からぶっかけてみます。
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するとどうでしょう。今回は焼き鳥の缶詰などでおなじみの食品メーカー「ほてい」のシュクメルリを使用してみたのですが、ソース自体はやや少なめ。麺全体を浸すには少し心もとない量です。これは誤算だった。
でもやっぱりガーリックの香りは食欲をかき立てますね。配分を間違えないように気をつけながら、全体に薄く引き伸ばしつついただきます。
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ソースの量が少ないということは、乾燥しているかた焼きそばをほぐしにくいというデメリットもあるのですが、麺を強引に割りながら食べてみると思惑通り味の相性は抜群! チーズとガーリックのジャンクな味わいがパリパリの食感と見事にマッチ。かた焼きそばというよりもベビースターラーメンに近いというか、めちゃくちゃジャンクなスナック菓子感覚。これはうまい!
味も油揚げ麺の風味とマッチしていて違和感ゼロ。柔らかいチキンとパリパリの麺を一緒に口に運ぶのも食感のコントラストがいい感じですし、相性自体は抜群と言って良さそうです!
しかしやはり問題はソースの量。ちまちまと配分を気にしながら食べるよりは、どっぷりとソースにまみれさせながら豪快に食べたいところ。松屋のシュクメルリくらいの量があったら完璧だったのになあと思わずにはいられません。セレブに「ほてい」のシュクメルリを2袋使うのもありかもなあ。
とりあえず、アリかナシかで言えば断然アリ。チーズやガーリックがお好きな方はぜひお試しを!
オススメ度:★★★★
(執筆者: ノジーマ)