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「胸に刺さる」「耳が痛い」 夢を諦めかけたアシスタントに「継続は力なり」の意味を説く先生のマンガが深イイ


『僕はラブソングが歌えない』(アクションコミックス)の高井唯人さん(@takaiyuito)が、Twitterにマンガ『夢を諦めかけた時の話』を公開。25歳を迎えようとして漫画家になるには崖っぷちなアシスタントと、その先生のストーリーに「胸に刺さる」「勇気づけられた」という声が寄せられています。

居酒屋で「先生、私もう漫画描くの辞めようと思うんです」というアシスタントに「そっか…」と流す先生。「なんでとめてくれないんですか」とドンと立ち上がったアシスタントのことを「めんどくさ〜」と思っています。「私、今年で25です。誕生日が来たら25なのでまだ24歳ですけど。誕生日は2月なのでまだしばらく24なんですけど…」と酔いが回ってそう。「わかったわかった」と笑う先生に、「怖いんです。このまま漫画を続けていつか評価されるのか」と不安を吐露するアシスタント。先生は「2ヶ月間休みをあげるよ。最後に一作挑戦してみなよ」とアドバイス。「最後の一作ですか…。わかりました。それでダメなら」と納得します。

2ヶ月後に「もう諦めます」と電話したアシスタント。自分の持てる技術を全て注いだ全力の一作を持ち込んで、「う〜ん、うちの雑誌では厳しいと思います」と告げられてしまってました。スマホ越しに「そっか。どうする?」と先生は訊ねます。

しばらく後。「ここの背景、仕上げまでお願いして良い?」という先生に「はい!任せてください」と受けるアシスタント。「先生すみません。結局戻ってきてしまって」と謝るアシスタントに、先生は「継続は力なりって言葉あるじゃん」と語りかけて……。

「けど、継続の本当の意味を知らない人が多い。今日描いて明日も描いて明後日も描く。それを続けていけるなら、確かにそれは理想だけど、そんな事が出来る人間はほとんどいない。心が折れて、もう無理、もう描いても意味ない。そうやって諦めてしまった後、しばらく休んだら…、“やっぱりもう一回だけ…”。本当の意味での継続ってのは諦めない事じゃない。何度も挫けて、何度も折れて諦めて、けど、諦める度にもう一度戻ってくる事だと私は思う」

「3ヶ月落ち込もうが、5年離れてようが、10年、20年越しだとしても再び立ち上がれるのなら、その『継続』は力になる継続だよ」と笑いかけた先生。アシスタントは「先生ェ〜」とすっかり涙目に。「私、挫けます!これから何回も諦めます。だけど!諦めません!」というのに、先生は「うん!そのいき」と励まします。

「漫画に限らず、一つの事に熱意をもって続けていく事は難しいのだと思います」という高井さん。「熱意をもって頑張りたいと強く思っている人ほど、自分の甘えを許せずに、自分で自分にプレッシャーをかけてしまっている人が多いと感じていたので、そういう人たちに向けて少しでも肩の荷が降りるといいな、と思いました」とこのマンガを描いた理由を語ります。

高井さんは、「耳が痛い」「泣いちゃう」「素敵な話」といったさまざまな声に対して、「読んで頂いてありがたい限りです。感想もありがとうございました」と感謝の言葉を寄せてくれました。「継続は力なり」という言葉の意味を考えさせられる先生の言葉には、自分をアシスタントの立場に置きかえて励まされた人も多いのではないでしょうか。

※画像はTwitterより
https://twitter.com/takaiyuito [リンク]

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