アイロボットジャパンは、ロボット掃除機「ルンバ」シリーズの新モデル「ルンバ i2」を発表。7月7日(水)より、公式オンラインストア価格3万9800円(税込み)で販売を開始した。
「ルンバ e5」の後継モデルとなる「ルンバ i2」は、フロアトラッキングセンサーなど各種センサーが大幅に進化。
「ルンバ e5」は部屋の状況を瞬時に判断しながら最適なルートで動き回り、同じ個所でも複数回さまざまな方向から走行することで清掃していたため、一見するとランダムに動き回り本当に清掃できているのか不安に感じるユーザーもいたという。
一方で、「ルンバ i2」は直線的な動きで無駄なく効率的に床を清掃。さらに、Clean Mapの作成が可能になり、清掃した範囲が「iRobot Home」アプリ上で表示され、清掃エリアや清掃時間などの詳しい情報を確認できる。
また、 バッテリー残量が少なくなると自動でホームベースに戻り充電。その後、中断したところから再開し、掃除を最後までやり遂げる。
ほかにもスケジュール設定や外出先からも清掃開始もでき、床拭きロボット「ブラーバ ジェット m6」との連携清掃も可能になった。
吸引力は「ルンバ e5」と比較して2倍にパワーアップし、「ルンバ j7+/j7」や「ルンバ i3+/i3」と同等の吸引力を実現。エッジクリーニングブラシとゴム製デュアルアクションブラシで、家具の脚まわりや壁際、部屋の隅のとりにくいゴミまで吸引する。
中期目標として「2023年までにロボット掃除機の全国世帯普及率10%を目指す」(現在は8.3%)としているアイロボットジャパンだが、同社がロボット掃除機非検討者800人に対して行った調査では、ロボット掃除機を必要ないと思う理由について、「ゴミの吸い残しがありそう」「効率が悪そう」などの機能面や、「高価そうだから」という金額面での不安があることが判明。
そこで、「性能と価格のベストバランスを実現した最強コスパモデル」として、「ルンバ i2」を投入。「ルンバ e5」から価格は据え置きで機能性を向上したモデルを投入することで、ロボット掃除機に対するネガティブなイメージを払拭していきたいとしている。