駄菓子のなかでもダントツで人気なのが『うまい棒』。幼少のころに100円玉を握りしめて『うまい棒』を大人買いした思い出もあるのではないでしょうか。しかし駄菓子は子どもだけのものではありません。子どもも、大人も、おねーさんも大好き、それが駄菓子。むしろ大人のほうが駄菓子好きかもしれない。
ジューシーでシットリとした酸味
昔ながらの駄菓子といえば『酢だこさん太郎』(菓道 / やおきん)も忘れてはなりません。シート状の駄菓子で、ジューシーでシットリとした酸味あふれる汁がたっぷりと染み込んでいます。テイストはまさにお酢、甘酢、酢だこ。
タコ不使用の『酢だこさん太郎』
しかしこれ、衝撃的な事実があるのです。実は、タコ、いっさい使われていません! タコ不使用の『酢だこさん太郎』なのです。でも詐欺とか、騙しとか、そういうものではありません。味はしっかり酢だこです。そしてパッケージには「魚板に酢、調味料を使用し、酢だこ風味に味付しました。ぜひご賞味ください」と書かれています。
『酢だこさん太郎』なのにイカは使用
注目すべき点は「酢だこです」「原材料: タコ」などと書かれていない点です。あくまで「酢だこ風味」なのです。酢だこ風味とハッキリ書かれています。
主成分が魚肉すり身、小麦粉、イカ粉です。そう、イカは使われているのです。『酢だこさん太郎』なのにイカは使用。タコ不使用。つまり「酢だこ風味のイカ」と言っても過言ではない。過言かもしれない。どう思いますか?
激ウマ『酢だこさん太郎』を食べ続けたい
しかし、『酢だこさん太郎』のファンにとってタコが使われていなかったとしても、何も問題ないのです。『酢だこさん太郎』は酢だこではなく『酢だこさん太郎』という食べ物なのです。
これからも、『酢だこさん太郎』を食べ続けたいと思います。ありがとう菓道、ありがとうやおきん!
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)