世界でトップレベルの知名度を誇るファストフードレストラン『マクドナルド』。シャア専用マクドナルドとして期間限定販売されている『ニュータイプ白いトリチ』(税込440円)を日本一詳しく調査しました。
日本マクドナルドはフランチャイズ企業
日本のマクドナルドは、日本マクドナルド株式会社がアメリカ合衆国のファストフードレストラン企業『マクドナルド』のフランチャイズ企業として営業しています。シャア専用マクドナルドの企画は、日本マクドナルド独自のものです。よって、『ニュータイプ白いトリチ』は日本でしか購入できません。
シャア専用マクドナルドはシャア・アズナブルをリスペクト
人気テレビアニメーション『機動戦士ガンダム』に登場するシャア・アズナブル。ときにクワトロ・バジーナやエドワウ・マスと呼ばれていたこともありますが、本名はキャスバル・レム・ダイクンです。そんなシャアをインスパイアし、リスペクトしつつオマージュしたフードが、シャア専用マクドナルドとして登場。
シャア専用マクドナルドのバーガーは3種類あります
シャア専用マクドナルドとして販売されているバーガーは『辛ダブチ』、『赤いガーリックてりやき』、『ニュータイプ白いトリチ』の3種類。朝マックのマフィンとして『ダブチソーセージマフィン』。そしてドリンクとして『マックフィズ レッドエナジー味』『マックフロート レッドエナジー味』があります。
<シャア専用マクドナルドのバーガー>
辛ダブチ: ビーフパティ2枚にハバネロパウダースパイシーチーズ2枚
赤いガーリックてりやき: ベーコンと醤油風味ガーリック入りチリペッパーマヨソースとトマトバンズ
ニュータイプ白いトリチ: ビーフパティ3枚にホワイトチェダーチーズ3枚
『ニュータイプ白いトリチ』の魅力はホワイトチェダーチーズ
かつてマクドナルドは『トリプルチーズバーガー』を販売しているときがありました。チーズ3枚、ビーフパティ3枚というシンプルながらもボリュームある構成で、とことんジューシーなお肉と芳醇なチーズが楽しめるバーガーです。そんな『トリプルチーズバーガー』、略してトリチのチーズをホワイトチェダーチーズにしたものが『ニュータイプ白いトリチ』です。見えるぞ、私にもホワイトチェダーチーズが見える。
ホワイトチェダーチーズは優しさと尾を引くコクが魅力
『トリプルチーズバーガー』がわかりやすい「みんなが求める定番の贅沢チーズバーガー」だったのに対し、『ニュータイプ白いトリチ』は「限りなく優しい旨味とコクの奥深いチーズバーガー」といえます。
とにかくコクを感じ、コクの深みを知り、コクを楽しむバーガー。従来のチェダーチーズがガツンとくるパワフルなテイストなのに対し、ホワイトチェダーチーズはゆっくりと、ジワジワ、力強くもソフトな口当たりの旨味を楽しませてくれるタイプ。まさにニュータイプ。見せてもらおうか、『ニュータイプ白いトリチ』のチェダーチーズの性能とやらを!
『ニュータイプ白いトリチ』の重量を調査
ホワイトチェダーチーズもビーフパティも、どちらも3枚重ねになっている贅沢すぎる『ニュータイプ白いトリチ』ですが、その重量を調査してみました。その結果、バーガーラップに包んだ状態では216グラム、『ニュータイプ白いトリチ』のみの可食部では212グラムという結果となりました。やはりハンバーガーとしてはボリュームがあるほうといえます。
レタスやトマトなどが入っていない状態でこの重さ、なかなかの食べ応えです。ビーフパティとホワイトチェダーチーズが重さの大半と考えると、「肉とチーズが大好き!」という人にはご褒美以外の何物でもありません。
<ニュータイプ白いトリチの重量>
袋入り: 216グラム
可食部: 212グラム
※重量には個体差があると思われます
『ニュータイプ白いトリチ』の温度を調査
ずっしりと重量感ある『ニュータイプ白いトリチ』ですが、その温度はどれくらいなのでしょうか。オーダーから約10~15分後の温度を調査してみました。その結果、バンズは25.6度、ホワイトチェダーチーズは28.6~30.7度、パティは26.7度でした。
バーガーラップを開封した時点でホワイトチェダーチーズが熱でトロトロとろけて良い薫りを放っていたので、完成から開封までアツアツ状態が保たれていたことを証明しています。とろけたホワイトチェダーチーズがビーフパティに染み込むと絶品。たまりません。
<作りたてニュータイプ白いトリチの約15分後の温度>
バンズ:25.6度
チーズ: 28.6~30.7度
パティ: 26.7度
※環境と状態により温度に差が出ると思われます
『ニュータイプ白いトリチ』のおいしさの秘密
実際に食べれば食感と味覚で理解できると思いますが、ホワイトチェダーチーズとビーフパティの組み合わせが3重になっていることにより、ビーフパティの濃厚でジューシーな旨味、ホワイトチェダーチーズの奥深いコクが止め処なく味覚に流れ込んでくるのです。
つまり、旨味の濃度と密度が濃い。ヤミツキになる法則&原理が働いているのがわかります。まさに、リミッターが解除された黄金比率が『ニュータイプ白いトリチ』にあります。『ニュータイプ白いトリチ』とてもおいしかったです。認めるしかないな、『ニュータイプ白いトリチ』のホワイトチェダーチーズゆえの旨味というものを!
<ニュータイプ白いトリチのサンドの構成 / 上から順>
バンズ
ピクルス・オニオン・トマトソース・マスタード
ホワイトチェダーチーズ
ビーフパティ
ホワイトチェダーチーズ
ビーフパティ
ホワイトチェダーチーズ
ビーフパティ
バンズ
<ニュータイプ白いトリチの栄養情報>
エネルギー: 606キロカロリー
たんぱく質: 37グラム
脂質: 36.5グラム
炭水化物: 32.2グラム
食塩相当量: 3.8グラム
ナトリウム: 1507ミリグラム
カリウム: 495ミリグラム
カルシウム: 304ミリグラム
リン: 184ミリグラム
鉄: 2.8ミリグラム
ビタミンA: 182マイクログラム
ビタミンB1: 10.16ミリグラム
ビタミンB2: 20.39ミリグラム
ナイアシン: 5.6ミリグラム
ビタミンC: 1ミリグラム
コレステロール: 113ミリグラム
食物繊維: 1.7グラム
『トリプルチーズバーガー』はもちろんのこと、シャア専用マクドナルドの『ニュータイプ白いトリチ』も定番メニューとして365日毎日販売してほしいほど完成度が高い、求められているバーガーなのは間違いないと思います。
チーズバーガー好きのための『ニュータイプ白いトリチ』、一度食べたらやめられない、とまらない! ヤミツキになりますよ。
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)