車を運転している時に、カーナビの案内通りに進んでいると、とんでもない細道に迷い込んでしまったという経験をした人は多いのではないでしょうか?
「昼夜逆転気味の社会人」だというLINEスタンプ『概念と戦うピンク髪』の作者のnekaさん(@neka__s)がTwitterにマンガ『わくわくドライブ』を公開。新しくできたショッピングモールに行こうとしますが、彼女に待ち受けていた運命はいかに……。
わくわくドライブ pic.twitter.com/FVowC58o8P—neka (@neka__s) June 18, 2022
「今日は天気がいいのでドライブに来ています。遠くの町まで行こうと思います。ちょっとした冒険ですね♪」とハンドルを握る彼女。「目的地は新しくできたショッピングモール。カフェに行って、服を見て、新しい出会いもあるかも」と女性らしい想像を巡らしています。ここでナビが「目的地までおよそ1時間半かかります」と教えて、「1時間半くらいか、ドライブにピッタリ♪ 知らない道も通るだろし楽しみだな〜」とニコニコで走らせますが……。
20分後。心臓がイヤな音を立てる中、断崖絶壁をぬうように走る真紅のホンダ・インサイトの姿が! 「な…、なんだこの道…」と真剣にならざるを得ない表情の彼女。「ガードレールなし…、落ちたら●ぬ…、対向車来たら終わり、カーナビくん…信じてたのに…!!」と思う中、「12km以上、道なりです」と案内されるのでした。
標識にある国道425号は、三重県尾鷲市と和歌山県御坊市の間を結んでいるのですが、紀伊山地を横断して途中には本州最後の秘境とも呼ばれる奈良県十津川村を通る「酷道」として有名。もともと林道だったため、1車線あるかないかといった狭隘路の区間もあり、マニアの間では「シニゴー」と呼ばれることもあります。奈良・和歌山県境の牛廻越は、ほとんど集落がない山間部が10km以上続くのですが、彼女もそこにナビされてしまったのでしょうか……。
「大袈裟に描きましたが、似たような体験をよくするので、分かりやすくシェアしようと思い描きました」というnekaさんによると、実際に425号を走ったこともあり「和歌山県側の一部だけ走ったことがありますが、恐ろしいのですぐに逸れました」と話します。
カーナビでの失敗について「よくあるのは目的地の建物の裏道とか、横の田んぼにナビされて案内終了されるやつですね……」と語るnekaさんのマンガは、約12000のRTと58000以上の「いいね」を集めており、「Googleマップあるある」「よりにもよってR425」「わくわくなのは間違いない」といった反応が多数寄せられていました。
「カーナビが変なところへ案内する点については”あるある〜”という感じでしたが、その中に紛れて425号線走破者からの画像付きの引用ツイートに痺れました」というnekaさん。これを機会にさまざまな酷道・険道にハマってほしい……と言いたいところですが、425号の場合は「安易に走行しない方がいい」評されるレベルなので、くれぐれもご注意を!
『概念と戦うピンク髪』(LINEスタンプ)
https://line.me/S/sticker/18890819/ [リンク]
※画像はTwitterより
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