2021年5月下旬、「SNS誹謗中傷を無くすための持続的な活動を行う」ことを目的とした一般社団法人「この指とめよう」が設立された。代表理事にコピーライターの小竹海広さんが就任し、アドバイザリーボードには津田大介さんをはじめとした著名な方々が名をつらねた。
ほどなく、小竹さんが過去に有名子役に「死ね」等のツイートをしていたということが問題視され大炎上。ネットでは「放火魔が消防団結成」といった辛辣な声も……
参考記事：
有名子役に「死ね」とツイート？ SNS誹謗中傷をなくすため発足した一般社団法人「この指とめよう」代表理事の過去ツイートが物議
https://getnews.jp/archives/3022184[リンク]
「放火魔が消防団結成」との声も…… 一般社団法人「この指とめよう」代表理事が過去の不適切ツイートについて謝罪
https://getnews.jp/archives/3023434[リンク]
小竹さんの謝罪後、特に動きもないまま11月にはサイトやTwitterアカウントが消失していたようだ。
ネットの誹謗中傷抑止を目的として設立されるも大炎上した「この指とめよう」 サイトやTwitterアカウントが消失
https://getnews.jp/archives/3159094[リンク]
2022年4月5日、弁護士ドットコムは同日付の官報で団体が2月28日に解散していたと報じた。
SNSでの誹謗中傷を減らそうと設立された団体「この指とめよう」が解散していたことがわかりました。2021年5月設立からすぐ、代表理事による過去のSNS投稿が問題視されていました。https://t.co/XQVckTJprh
—弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) April 5, 2022
昨年の炎上騒動、アドバイザリーボードの方々は特にこれといった動きもなく、まともな対応をしていたのは佐々木俊尚さんぐらいだったのではないかと個人的には思われる。なんとも残念な結果となってしまったようである。
※画像は2021年5月25日発表のプレスリリースより
