元祖デカ盛りともいえる牛丼
まだデカ盛りブームが訪れる前から存在していた、元祖デカ盛りともいえる牛丼、いや、肉丼の店をご存じでしょうか。早稲田大学から徒歩圏内にある喫茶店『ライフ』(東京都新宿区西早稲田1-4-20)の肉丼です。これがもう「ザ・デカ盛り」と言っても過言ではないほどデカ盛り。
喫茶店『ライフ』のデカ盛りな肉丼
この記事の写真を見ればわかるとおり、とにかくデカ盛りな肉丼です。その後値上がりしたようですが、筆者が食べたときはこのサイズで950円でした。しかし、食べ残すと1800円になるので注意が必要でした。
濃いめの肉とライスの相性は良い
牛肉ではなく豚肉を使用。豚コマ肉を使っているようで、肉の断片が小さく、とても食べやすい。豚肉にはしっかりと濃いめの汁が染み込んでいて、本当にウマイ。濃くてウマイ。ライスにもバッチリ。やっぱり濃いめの肉とライスの相性は良いですね。生姜焼きと同じ理論といえるかも。
すでに肉丼は伝説となってしまった
残念ながら、現在すでに『ライフ』は閉店しており、この肉丼を食べることはできません。記事タイトルを「伝説のデカ盛り肉丼が神話レベルだった件」としているのは、すでに『ライフ』が閉店し、肉丼が伝説となってしまったからです。そして神話へ……。
早稲田の学生が愛する味
この喫茶店『ライフ』は早稲田大学の近くにあることから、大学生の御用達になっていました。何度も行きましたが、早稲田大学の大学生と思われるグループやカップルがいて、デカ盛りではないにしても、肉丼を食べている大学生もいました。まあ、ここの肉丼は普通サイズでも大盛りなのですが(笑)。
総重量は2.5~3キロほどか
諸説ありますが肉が1キロ、ライスが4~4.5合ほどあり、総重量は2.5~3キロほどといわれています。もし、2022年現在も『ライフ』が存在したら、デカ盛りの聖地になっていたのは間違いないでしょう。
ちなみにデカ盛りの肉丼を出していた理由は、学生が安くお腹いっぱい食べられるように、とのこと。優しい。それゆえ、すでに閉店していることが悲しいですね。
(執筆者: クドウ@食べ歩き)