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『ガンパウダー・ミルクシェイク』レジェンド俳優ミシェル・ヨーが語る「香港映画時代を思い出したの!クレイジーで笑えるアクション映画をやったなって」


ナヴォット・パプシャド監督最新作『ガンパウダー・ミルクシェイク』が3月18日(金)より全国公開となります。香港映画界のアクション・レジェンドであり、本作では“殺し屋の図書館員”のひとりフローレンスを演じたミシェル・ヨーのインタビューが到着! またパプシャド監督も撮影中のミシェル・ヨーの様子を語っています。

香港映画界が生んだアクション・レジェンドのミシェル・ヨーは1984年に映画デビューし、『ポリス・ストーリー3』(92)の壮絶スタントで注目を集めた後、『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』(97)でボンド・ガールを演じたのを契機にハリウッドスターへ駆け上がりました。『グリーン・デスティニー』(00)や『イップ・マン外伝 マスターZ』(18)など数知れぬ作品のアクションシーンをスタントマンなしで演じ、世界中の映画ファンを虜にしてきた。近年では『クレイジー・リッチ!』(18)や『ラスト・クリスマス』(19)などの出演でアクション以外のジャンルでも活躍します。

そんなミシェルは『ガンパウダー・ミルクシェイク』へ出演オファーがあった時のことをこう振り返ります。「まず最初にタイトルに驚いたわ。『ガンパウダー・ミルクシェイク』よ、何するのって感じじゃない? 火薬なのかスイーツなのかどっちなのって。でも台本を読んだらその意味が分かった。凄かった、カッコよかった。登場するキャラクターたちはとてもパワフルで痛々しくて、同時にそれぞれの関係性には大きな意味がある。私たちが求めるものって希望だったり忠誠心だったり名誉でしょ? そして友情。互いを必要とし合うのが大切ね。オファーを断るなんて考えもしなかったわ」

「アンジェラ(・バセット)、レナ(・ヘディ)、カレン(・ギラン)、カーラ(・グギーノ)、そして小さなクロエ(・コールマン)さえ可能な限りベストを尽くしている姿に驚いた。最高だった」

「台本はとてもノスタルジックで香港映画時代を思い出したの。こういうかっこいいスタントが出てくるクレイジーで笑えるアクション映画をやったなって。ユエン・ウーピン監督とかジョニー・トー監督の映画で、ジャッキー・チェンとかサモ(・ハン・キンポー)とかジェット・リーと共演できたり、本当にすごかった。そしてアクションだけじゃなくてユーモアのセンスもあったわ。似ているから思い出したの。とてもレトロで『パルプ・フィクション』(94)みたい。でもどこか新しい。本当に楽しむことができたわ」

続いて、自他ともに認める映画オタクのナヴォット・パプシャド監督が憧れだったミシェル・ヨーの印象を語ります。「もちろんミシェルは僕のアイコンだよ。彼女の話なら何日でもできるさ。まさか一緒に仕事ができるとは思ってもいなかった」と手放しで喜びを表現。「ミシェルは女王様さ。一緒にいるときも荘厳な雰囲気をまとっていて本当にクイーンのようだった。彼女を前にすると僕は気を引き締めて自然と行儀良くしているんだ(笑)」

そして“殺し屋の図書館員”3人について「ほんとにこんな完璧な3人組はいないんじゃないかというくらい、カメラが回っている時もそうでない時も3人のケミストリーは素晴らしいものだった。ミシェルが風だとするならば、アンジェラ(・バセット)は炎のような感じで、そこにカーラ(・グギーノ)がエモーショナルな夢のような雰囲気をもたらしてくれる、そういう3人だった。その中でミシェルは、アンジェラとカーラに何が必要なのかを理解していて、二人を見守るような役回りを果たしてくれていたんだ。ファンとして映画好きとして監督として、ミシェルと一緒に映画をつくれたことは贈り物のようなもので、また一緒に仕事したい」と熱い想いを語っています。

最後に「素晴らしいキャストと一緒に、このクレイジーで愉快でバイオレントではちゃめちゃな映画をつくることができた。観客に観てもらう日が待ち遠しいよ」と語る監督。3月18日の公開をお楽しみに!

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