SONYの携帯音楽プレーヤーの歴史は長い。いつでもどこでも音楽を聴くことができる現代だが、そんな当たり前を1979年にクリエイトしたのがSONYの『ウォークマン』。カセットテープの携帯音楽プレーヤーとして誕生し、時代とともに『CDウォークマン』、『DATウォークマン』、『MDウォークマン』と進化。
ウォークマンの新型が仲間入り
携帯音楽プレーヤーとしては『iPod』シリーズが人気を博し、ポピュラー化した過去もあるが、それでもなお、フラッシュメモリー式のウォークマンシリーズには根強いファンがいる。そんなウォークマンの新型が仲間入りし、いろいろな意味で大きな注目を集めている。
SONYの技術を惜しみなく詰め込んだ
新たにSONYが発表したウォークマンは『NW-WM1ZM2』と『NW-WM1AM2』のふたつ。双方の違いは筐体(本体の素材等)とデータ容量で、『NW-WM1ZM2』は容量256GBで無酸素銅切削筐体、『NW-WM1AM2』は容量128GBでアルミ切削筐体となっている。
どちらもSONYの技術を惜しみなく詰め込んだハイエンドともいえるウォークマンで、ハイレゾ相当の高音質にアップスケーリングできる「DSEE Ultimate」が搭載されているなど、その能力に期待せずにはいられない。
<NW-WM1ZM2>
容量: 256GB
端子: USB Type-C
画面: 5.0型 / 1280×720
OS: Android11
筐体: 無酸素銅切削筐体
重量: 約490グラム
価格: オープン価格
予価: 約40万円
<NW-WM1AM2>
容量: 128GB
端子: USB Type-C
画面: 5.0型 / 1280×720
OS: Android11
筐体: アルミ切削筐体
重量: 約299グラム
価格: オープン価格
予価: 約16万円
価格に対して驚きを隠せない人たち
インターネット上では「おっ! これいいじゃん」「新しいウォークマン欲しい」「SONYが本気出したウォークマン凄い」など、新たなウォークマンの誕生に歓喜する声が多数上がっているが、そのスペックの高さに感動する声がある一方、価格に対して驚きを隠せない人が多数いるようだ。
性能よりも価格の話題が盛り上がる
確かに『NW-WM1ZM2』は約40万円、『NW-WM1AM2』は約16万円であり、携帯音楽プレーヤーとしては高額な部類に入るかもしれない。そのためインターネット上では「40万円の音ってどんな音なんだ……」「買うのは無理だけど音は試したい」「よんじゅうまんえんだと……!?」など、性能よりも価格の話題が盛り上がっているのが現状だ。
https://twitter.com/sony_jpn/status/1491222820210163714
アナログとデジタルの高音質技術を結集した“Signature Series(シグネチャーシリーズ)”からフラッグシップモデルのウォークマンWM1シリーズ 『NW-WM1ZM2』(ゴールド)と、あらゆる音楽を真の高音質で再現する『NW-WM1AM2』(ブラック)を発売。 https://t.co/bjulmFmDhrpic.twitter.com/uQahKMMuKQ—Sony (Japan) (@sony_jpn) February 9, 2022
ポジティブな意味で多くの人が注目
だがしかし、高額すぎるからといってバッシングしている人がほとんどいないのも事実。それは、約40万円もする携帯音楽プレーヤーに興味を持っている人が多くいることを意味しているのではないだろうか。
「音楽界隈では衝撃を受けるほどの価格とは言えない」「スマホで聴けるからいらないと言ってる人はターゲット層じゃない」との声もあるが、音楽好きな皆さんはどうお思いだろうか。ポジティブな意味で多くの人が注目するウォークマンといえそうだ。
※画像はすべてSONYの公式ニュースリリースより引用
※インターネット上のコメントは要約したものです
(執筆者: クドウ@食べ歩き)