1984年に公開され、その年の全米年間興行収入No.1、日本でも年間配給収入No.1(1985年)に輝く歴史的大ヒットを記録した映画『ゴーストバスターズ』。公開後、No Ghostのマークは一躍有名になりグッズ化、テーマソングは連日ヒットチャートを賑わすなど、世界中で社会現象を巻き起こした。さらに1989年には続編となる『ゴーストバスターズ2』が公開。80年代カルチャーをけん引する伝説のSFアクションシリーズとなりました。その続編となる『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が2月4日(金)に全国の映画館で公開となります。
前作で初代ゴーストバスターズがNYの街中を走り回っていた1959年式のキャデラック<ECTO-1(エクトワン)>は、ゴーストを退治する上で大きく貢献してきたが、本作では《空を飛ぶ》、《ガンナーシートにプロトンパックが内蔵》されるなどさらに進化した姿で復活します。
本作では、ゴースト退治の“必須アイテム”となるゴースト捕獲装置のプロトンパックや捕まえたゴーストを閉じ込めておけるゴーストトラップなど前作と変わらない魅力的なガジェット機器が登場。中でもゴースト退治に欠かせないのが、ドアの部分にシンボルのNo Ghostマークが描かれたECTO-1だが、前作から更に進化し、近代的な技術が施されて現代に蘇ります。
例えば、車の側面から飛び出るように設置されたガンナーシートにはプロトンパックが内蔵され、走りながらもプロトンビームを放出することができたり、移動式のゴーストトラップがあったり、これまで以上に効果的にゴーストを追いかけられるようになっているのです。
主人公フィービーの兄・トレヴァー役を演じ、ECTO-1で小麦畑を駆け抜けるシーンを撮影したフィン・ウルフバードは、「トレヴァーはECTO-1に乗って広大な小麦畑を突っ切るんだ。そしてコントロールを失い、道路に吹っ飛んでしまうんだけど、撮影は本当に最高だったよ」と話します。
さらにスタント・コーディネーターを務めたガイ・バウズは「ECTO-1のジャンプシーンは素晴らしいよ。ビジョンと、アニマティクス(※実際の人や物の代わりにフィギュアを使うこと)とストーリーボードを見て計画を立てたんだけど、本物をジャンプさせることはできなかったから、代理のトラックを使って撮影し、それを視覚効果でECTO-1に変えたんだ」と語り、同じホイールベース(前輪の中心から後輪の中心までの距離)の車を探して同じタイヤを履かせるなど現代技術を駆使して作り上げた撮影の裏話を告白。バウズは「ジェイソン・ライトマンの撮影方法はとてもダイナミックで、とてもかっこいい」とジェイソン監督に対する尊敬の意も語り、30年の時を
経て復活した22年版の<新生>ECTO-1(エクトワン)にぜひ注目を。
本作は『ゴーストバスターズ』、『ゴーストバスターズ2』の続編。両作を手掛けたアイヴァン・ライトマン監督からゴーストバスターズを受け継いだのは、彼の息子であり、アカデミー賞監督賞にノミネートされた経歴を持つジェイソン・ライトマン。主人公はゴーストバスターズの血を引く少女フィービー。彼女は祖父が遺した屋敷に引っ越し、祖父がゴーストバスターズの一員だったことを知ってしまう。30年前ゴーストバスターズによりNYで封印されたはずのゴースト達が復讐を始める中、フィービーがたどり着いた“家族の秘密”とは?『ゴーストバスターズ』らしいユーモアはそのままに、世代を超えて明かされる真実に驚きの感動が世界中を涙に包み込む。『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は2月4日(金)より全国公開。