ロンドン発のデジタル製品ブランドNothingが8月に発売したアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能搭載の完全ワイヤレスイヤホン「Nothing ear(1)」。透明デザインを採用したユニークな外観で注目を集めた同製品に、ブラックカラーの新モデル「Nothing ear(1) black」を12月13日に発売することが発表されました。発売前のサンプルをフォトレビューにてご紹介します。
筐体に透明パーツを使用し、マイク、磁石、回路基板といった内部パーツが見えるのが特徴。デザインとチューニングは、スウェーデンの電子楽器メーカーであるTeenage Engineeringが手掛けています。光沢感のあるホワイトカラーが目立つ従来モデルと比べて、ブラックモデルは透明パーツを用いながらも落ち着いた印象のあるデザインです。
イヤーピースとドライバー部分はマットなブラック、ステム部分は前モデルと同様、透明パーツから透けて見えるブラックパーツを使用しています。レトロフューチャーな雰囲気のドット文字でプリントした「NOTHING ear(1)」ロゴもそのまま。
右耳用には赤いドット、左耳用には白いドットをプリントし、ひと目で左右が識別できるデザインになっています。
片方が4.7gと軽量、イヤーピースは柔らかいシリコン素材で良好な装着感。耳に付けるとホワイトほど目立たないですが、よく見ると透明デザインという小技の効いたルックスに。
性能面では、11.6mm径のドライバーを搭載し、ソフトウェアとハードウェアのチューニングにより、低音・中音・高音のバランスが取れたパフォーマンスを実現。3基のマイクを使用したANC機能を搭載し、中程度のノイズキャンセリングを施すライトモード、飛行機やオフィスなどノイズの多い環境で利用するマックスモードが選択できます。外音を取り込むモードにも対応。通話で利用する際には、Clear Voice技術によりクリアかつ風などの背景ノイズを低減した通話を実現します。セットアップ方法や使用感などは、前モデルのレビュー記事を参考にしてください。
透明デザインの完全ワイヤレスイヤホン「Nothing ear(1)」レビュー ANCが手軽に試せる入門機としても最適
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透明パーツを採用した印象的なデザインのケースは、スモーキーな色味のパーツでシックな見た目に。
ケース内側に赤いドットがプリントされ、赤いドットの右耳用を収納する目印になっています。ドライバー部分とステム部分を磁石で吸着し、カチャっと小気味よく収納が可能。
ケースのフタには丸い窪みがあり、ポケットから取り出す際に指をかけて引き出しやすい形状になっています。
ホワイトモデルと同様に、ベロを引っ張って外箱を破くことで中の内箱が取り出せる、お菓子のようなパッケージ。内箱を開けると、中にはケースを収納したトレー、クイックスタートガイド、全3種類の大きさのイヤーピース、USB Type-Cケーブルが入っています。
ケースはUSB-Cによる充電とワイヤレス充電に対応します。
Nothing ear(1) blackはNothing日本公式サイトで12月13日に発売し、価格は1万2650円(税込)。Amazon、楽天市場で後日発売を予定しています。公式サイトではBTC、ETH、USDC、DOGEの4種類の暗号通貨支払いに対応を開始するとのこと。12月8日には、KITH 東京店、蔦屋家電の二子玉川店と代官山店で店頭での先行販売を実施します。
NOTHING
https://jp.nothing.tech/