爆笑問題・太田光が2日放送のラジオ『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で、10月31日に放送された選挙特番『選挙の日2021 太田光が問う!私たちのミライ』(TBS系)について振り返ったのだが、相方・田中裕二とのやり取りが、そのまま漫才となっていた。
同特番で、自民党・甘利明幹事長と中継を結んだ際に「ご愁傷さまです」、さらに二階俊博前幹事長に対しては「人相悪い」とぶつけるなど、政治家に対する横暴な態度が波紋を呼んでいた太田。
この日の番組で開口一番「やっぱり二階さんに“人相悪い”って言ったのまずかったなぁ……」と漏らすと、これに田中は「全部まずいよ! そこだけじゃねーし!」とツッコミ。続けて太田がおどけて、「というわけで『爆笑問題のオールナイトニッポン』……あれ、(オープニング)曲かかんないの?」とボケると、田中「かかるわけねぇだろ!」とツッコミ。
同31日朝の『サンデー・ジャポン』(同系)が終わったあともTBSに残り、そのまま選挙特番を終え、帰宅したという太田。「あの日、意気揚々と帰ったらさ……」と振り返ると、田中は「なんで意気揚々と帰ってくるんだよ、そんなわけねぇだろ! なんで大絶賛だと思ったんだよ!」と“口撃”。
太田が「まあ日本中怒ってるね。こんなに日本中怒らせた男っているのかな?」と尋ねると、田中は「太田さんが選挙特番を生でやって怒られないわけがない」と断言しながらも、「面白かったよ、俺は見てて」と少し優しさを見せた。また、当日のトレンドワードの中に「ご愁傷様」という言葉がランクインしているのを知ったという田中は、「誰か死んだのかと思ったら、お前が言ったセリフだった」と明かし、笑いを誘った。
同選挙特番で二階氏に「いつまで政治家を続けるつもりですか」と聞いていた太田だが、その真意として「確かにちょっとストレートすぎたのかもしれない。カチンとくるのは分かる」としながら、「やっぱりそこは俺の聞きたいところだった。国家を運営している側にいるわけだから、高齢者が、運転がおぼつかくなったら免許返納するのと同じように、いつまで国家を運営していく自信があるのか(と聞きたかった)」と説明。
一方、「でも俺は二階さんは、そういう意味では楽しんでたように見えたんだけど」と私見を述べながら、「ましてや俺みたいな小童にその程度のことを言われて怒るあれじゃないじゃない? 海千山千でやってきたわけだし」と言ったあと、「もうさ、人相悪いしさ」とまたもや滑り込ませると、田中は「お前、燃え足りないの、まだ? 燃え足りないの? なぁ!」とツッコんでいた。いずれにしても11月7日の『サンジャポ』が楽しみである。
(執筆者: genkanaketara)