ヒーローらしからぬ自由奔放なスタイルと過激なアクションで世界中を魅了した『デッドプール』のライアン・レイノルズ。そんな彼が今度は、何でもアリな≪ゲームの世界»を舞台に、地味で平凡な“ゲームのモブキャラ”ガイを演じ、超いい人なガイが“主人公=ヒーロー”になろうとする姿を描いた『フリー・ガイ』が大ヒット上映中です。
アメリカでは、“今年最も笑える”(DEADLINE)、”史上最高のゲーム映画”(Screenrant)、”夏ぴったりな爽快感あふれる映画”(VITAL THRILLS)など、続々と大絶賛評が続出。全米でも初登場1位の大ヒットで、すでに続編の話が浮上するほど話題を集めています。
映画「マトリックス」シリーズや人気ゲーム「グランド・セフト・オート」や「レッド・デッド・リデンプション」などからもインスパイアを受けるなど、ライアン流エンタメの極意は<ルールに縛られない自由さ>にあることが分かりました。
強盗・乱闘・不死身など、何でもアリなオンライン・ゲーム「フリー・シティ」が物語の主な舞台となる本作。ライアンは、「この映画の舞台は、ゲームの世界だから、どんなアクションだってやっていいんだ。既存の考えに囚われずに何をしてもいいから、我々にとって最高の道具になり、利点となるんだ。そして、その“自由さ”は、観客の皆が観ていてもすごく楽しい部分になっていると思うよ!」と、≪ゲームの世界»を舞台にしたからこそできた、制作における”自由さ”を解説。
その詳細について、プロダクション・デザイナーを務めたイーサン・トーマンは、「『マトリックス』シリーズのおかげでオルタナティブ・リアリティ(仮想と現実が交差する世界)が人気になったと思う。今回は、その世界観を踏襲しつつも、全く新しいものにできたらどんな感じなんだろうと思ったんだ。『マトリックス』シリーズと本作の異なる点は、より“ポジティブな面”を追求しているところなんだよ」と、誰もが知る人気ゲームからの影響と、本作で目指したことを打ち明けます。
さらに続けて、「ビジュアルのインスピレーションとなったのは、「グランド・セフト・オート」と「レッド・デッド・リデンプション」。僕らは何よりも人々をエンターテインメントとして楽しませることを目標に作ったんだ」と、プレイヤーが自由に動けるオープンワールドのアクションゲーム(「グランド・セフト・オート」は主にアメリカの街をモデルにした架空都市、「レッド・デッド・リデンプション」は20世紀初頭の近代アメリカが舞台)からもインスパイアを受けたことを話します。
≪ゲームの世界»という舞台設定をフル活用し、自由な発想で生み出された本作。主演のライアンといえば、世界的大ヒットを記録し
た「デッドプール」シリーズでも、観客に向けて語りかけるという“第4の壁”(観客席と舞台フィクションの間に概念上存在する透明な壁)を破るなど、その“ルールに縛られない自由な演出”で観客を楽しませてきました。今回も、ライアンが手掛ける作品の特徴と言える“自由さ”が最大限に活かされ、ゲーム好きはもちろんのこと、誰でも楽しませてくれるエンターテインメントになっています。果たして超“いい人”なガイは≪ゲームの世界»を救う“主人公=ヒーロー”になれるのか?あらゆる悩みも吹き飛ばす、爽快アクション超大作をお見逃しなく!
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