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ロンドン発のデジタル製品ブランドのNothing Techが発表した、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能搭載の完全ワイヤレスイヤホン「Nothing ear(1)」のレビューをお届けします。ユニークな透明デザインのケースや本体は、フォトレビューで紹介しているのでそちらもご覧ください。
透明デザインが印象的なANC搭載完全ワイヤレスイヤホン 「Nothing ear(1)」フォトレビュー
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筐体やケースにクリアパーツを使用し、本体のマイク、磁石、回路基板といった内部パーツが見えるのが特徴。デザインとチューニングは、スウェーデンの電子楽器メーカーであるTeenage Engineeringが手掛けています。
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AndroidではFast Pairに対応し、簡単にペアリングして使用が可能。Androidスマートフォンの近くでケースのフタを開けるとイヤホンが自動で認識されるので、「接続」をタップしてペアリングできます。
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iOSデバイスでは、ケースのボタンを長押ししてペアリングモードに切り替え、ペアリングします。
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Androidでは続いて専用アプリのダウンロードを促されるので、Google Playストアからインストール。
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アプリを起動すると本体とケースのバッテリー残量が確認でき、各種設定が利用可能に。
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「聴く」のメニューでは、「ノイズキャンセリング」「外音取り込みモード」「Off」の3モードからANCの設定を切り替え可能。ノイズキャンセリングの強度は「Light」「Maximum」の2種類。静かな室内ではLight、電車の中など騒音が大きい場所ではMaximumに切り替えるなど、直感的に操作ができます。実際に使った印象ではMaximumでもそれほど強いノイズキャンセリングに感じませんでしたが、屋外でも音楽に集中できる環境を作るには十分な性能です。
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イコライザーはバランス重視の「Balanced」、高音中心の「More Treble」、低音中心の「More Bass」、ヴォーカルを強調する「Voice」の4種類から設定を選択可能。細かい設定はできませんが、楽曲の特性に応じてポチポチ切り替えられる手軽さが魅力です。
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「タッチ」のメニューでは、イヤホン本体のタッチ操作の設定が可能。デフォルトでは本体をタップして長押しでノイズキャンセリングのモードを切り替え、トリプルタップで曲送りができます。操作は右耳と左耳で別々にカスタマイズが可能。この他タッチ操作では、ダブルタップが曲の再生と一時停止、ステムをなぞる動作が音量の調節に対応します。インイヤー検出機能にも対応し、耳から外すと一時停止が可能。
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フォトレビューの記事でも触れましたが、片方が4.7gと軽量、イヤーピースは柔らかいシリコン素材のため、装着感は良好。圧力を緩和する通気口が設けられているためか、耳をふさぐ圧迫感は感じません。イヤーピースは3サイズ用意されています。
11.6mm径のドライバーで再生するサウンドは、低音・中音・高音がバランスよく聞こえるBalancedモードで聴くのがオススメ。ANCをオンにすると低音がパワーアップするので、ベースを響かせたい曲はANCをオンでMore Bassモードにするとよさそうです。
Bluetoothの接続性は良好。電車の中で試すことはできていませんが、屋外や室内の使用で接続が切れる現象は確認できませんでした。
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ケースの使い心地にも注目。フタが磁石で吸着され、カパカパと気持ち良い開閉の感触が楽しめる他、イヤホンを磁石で吸着し、カチャっと小気味よく収納できます。
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ケースはUSB Type-Cケーブル、もしくはQi対応のワイヤレス充電器で充電が可能。フル充電の状態で、ケースと併用してANCをオンにして24時間、ANCオフで34時間の使用に対応します。
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Androidでは、充電状態はケースを開けた際の通知で確認することができました。
透明デザインのルックスのよさが特徴ではありますが、実際に使ってみるとANC、外音取り込み、インイヤー検出、ワイヤレス充電と機能が充実し、かつ使いやすさも両立しているNothing ear(1)。1万2650円(税込)と手ごろな価格なので、ANC入門機として選んでみるのもよさそうです。
8月27日(金)12時から優先販売を開始。購入希望者は8月25日までに公式サイトでメールの登録を済ませると、26日に優先販売専用のURLと購買コードが届くとのこと。優先販売は1人1点まで。通常販売は8月27日20時から開始し、9月6日以降に出荷を予定しています。
NOTHING
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