7月19日、ミュージシャンの小山田圭吾さんが東京オリンピック・パラリンピック開会式の音楽担当を辞任した。14日にオリ・パラ開会式の音楽を担当すると発表があったものの、過去の雑誌インタビュー記事での障害者イジメが問題となり炎上状態となっていた。
19時頃、辞任との速報が流れると、小山田圭吾さんのいとこであるという音楽プロデューサーで「肉マイスター」としても活動している田辺晋太郎さんはニュース記事にリンクを貼り
はーい、正義を振りかざす皆さんの願いが叶いました、良かったですねー!
と挑発的なツイートを行う。批判が殺到し田辺さんはツイートを削除、謝罪したものの自身が監修しているというヤマサの商品にも批判の矛先が向けられる。田辺さんはプロフィールからヤマサについての記述を削除したものの批判は収まらず、ほどなくTwitterのアカウントごと削除していたようである。
参考記事:
小山田圭吾さんのいとこ・田辺晋太郎さん 辞任発表に「はーい、正義を振りかざす皆さんの願いが叶いました、良かったですねー!」とツイート
https://getnews.jp/archives/3060733[リンク]
今回「もらい事故」のような形となってしまったヤマサ醤油公式は20日の午後1時頃Twitterにて
「田辺晋太郎氏の発言についてのお詫び」
この度、「肉鍋つゆ」シリーズ*の監修を受けた、肉マイスターの田辺晋太郎氏の発言について、当社としても認識しており、ご不快な思いをさせてしまったことについてお詫び申し上げます。
(以下コメント欄に続きます)—ヤマサ醤油公式 (@uwasanoyamasan) July 20, 2021
「田辺晋太郎氏の発言についてのお詫び」
この度、「肉鍋つゆ」シリーズ*の監修を受けた、肉マイスターの田辺晋太郎氏の発言について、当社としても認識しており、ご不快な思いをさせてしまったことについてお詫び申し上げます。(以下コメント欄に続きます)
とツイート。以下、連続ツイートにて
田辺晋太郎氏との契約は6月30日に終了しており、これらの商品はすでに終売しております。 また、7月15日に発表させていただいた通り、この秋より新商品「うま肉鍋つゆ」シリーズの発売をいたしますが、こちらの新商品につきましては田辺晋太郎氏の監修は受けておりません。
現在、ヤマサのホームページでは、旧商品と新商品の入れ替え 作業中で、田辺晋太郎氏の登場するコンテンツが一部残っており、 ご不快な思いやご懸念を抱かせてしまったことにお詫び申し上げます。
https://www.yamasa.com/news/2021/others0720/[リンク]
*「肉鍋つゆ」シリーズ(2021年6月終売):2017年発売商品、白みそ肉鍋つゆ、旨辛肉鍋つゆ・2018年発売商品、金ごま塩だし肉鍋つゆ、4種のチーズ肉鍋つゆ・2019年発売商品、トリュフ香るチーズ肉鍋つゆ、クリーミー豆乳肉鍋つゆ・2020年発売商品、焦がし醤油肉鍋つゆ
とツイートを行った。
Twitterユーザーからは、これら一連の素早い対応を称賛・感謝する声や労いの声、これからも応援するといった声などが多数寄せられていたようである。
※画像は『Twitter』より