海苔の佃煮といえばご飯と一緒に食べると抜群の相性を発揮する食べ物ですが、バターと混ぜるとパンにも合う味になるのをご存知でしょうか。
料理サイトを検索してみると海苔の佃煮とバターを使ったレシピがいくつも見つかるのですが、そんな海苔の佃煮とバターをあらかじめ絶妙なバランスで混ぜ合わせたニコニコのりの新製品「海苔佃煮バター」が3月1日から新発売となります。
発売に先駆けてサンプルをいただいたので、早速試食してみました。
「海苔佃煮バター」をパンに塗って食べてみる
瓶を開けてスプーンですくってみると、いつもの海苔の佃煮と比べると感触が固め。ジャムのようなペースト状というと伝わりやすいかもしれません。
まずは食パンを焼き、たっぷりと「海苔佃煮バター」を塗りたくっていきます。
見た目は黒いので海苔の佃煮とまったく変わりませんが、パンの上で伸ばしていくたびにほのかにバターの芳醇な香りも広がってきました。
おっと、ここでチーズのにおいが大好きな我が家の猫が乱入! なにやら「海苔佃煮バター」が気になっているご様子です。バターもチーズも同じ乳製品ですからねえ。
というわけでいざ実食。食パンに「海苔佃煮バター」を塗ったものを食べてみると……おおっ! 味は甘口な海苔の佃煮という感じなんだけど、口のなかに残る余韻は完全にバター!
後味でしっかりバターのコクを感じられますし、口から鼻に突き抜けていく香りはバターそのもの。かといって海苔の存在感だってちゃんと強いし、さらに言えば不思議と印象に残るのは食パンそのものの味だったり。ちゃんとパンの味を引き立てているのはお見事。これは確かにパンに合わせて見事に調整された海苔の佃煮なのかもしれない……!
パン以外でも試してみた
続いてやっぱり試しておきたいのはご飯との相性。これももちろんウマいのですが、ご飯そのものの甘味も引き立てられ、すごくマイルドな口当たりとなりました。
もしかしたらバターのコク自体はパンに塗ったときよりも強く感じられるかもしれません。ゆえに罪悪感が強めの味。これはこれでアリだ!
そしてほかにもいろいろと試してみた結果、個人的に「海苔佃煮バター」との相性が最強だと感じたのがこちら!
それは「釜玉うどん」です!
茹でたてのうどんに生卵を落とし、本来なら醤油をかけてかき混ぜますが、代わりに「海苔佃煮バター」をたっぷりと投入してかき混ぜます。
本場の人たちにとっては邪道な食べ方かもしれませんが、卵とバターと海苔によるマリアージュがうどんと合わないわけがありません。
卵とバターがうどんを包み込み、とっても優しい口当たりになるので、食べているだけでホッと癒されるような気分に。辛いことがあったときに食べたらそのやさしさに涙がこぼれること必至だぞ!
「海苔佃煮バター」はバターのコクが強いので、きっとどんな食べ物と組み合わせてもしっかりおいしくまとまるはず。パンに使うだけでも最高ですが、自分なりの使い方を探してみるのも楽しいんじゃないでしょうか。
ニコニコのりの「海苔佃煮バター」は全国のスーパーなどで3月1日からオープン価格にて発売される予定ですよ。
(執筆者: ノジーマ)