Netflixは、トム・ハンクス主演&ポール・グリーングラス監督・脚本による映画『この茫漠たる荒野で』(原題:『News of the World』)を独占配信配信中。メディアがまだ乏しい時代、各地でニュースを読み伝える仕事をする退役軍人キッド(トム・ハンクス)と、偶然出会った少女(ヘレナ・ゼンゲル)が、徐々に心を通わせながら安息の地を求め過酷な旅に出る姿を描きます。

この度、グリーングラス監督が、映画製作における自らの主義を明かし、トムをはじめとするキャストやスタッフも彼への信頼を告白。人の前に立ち引っ張るだけでなく、皆の意見を聞きチームで結果を出すことが求められる“現代の理想のリーダー像”とも言える、グリーングラス監督の《名作を生み出す秘訣》が明らかになりました。

「ボーン」シリーズの監督を務め、トムとタッグを組んだ『キャプテン・フィリップス』でアカデミー賞作品賞にノミネート、『ユナイテッド93』でアカデミー賞監督賞ノミネート歴も誇る名匠グリーングラスは、監督の職務について、「指揮者の仕事と本質的には似ていると思っています」と語る。その理由について、「俳優やスタッフに最大限の自由を作り、それを物語と融合させ、出来上がったものや伝えようとしている人物像、物語に真実味を与える方法を一緒に模索していくのです」と、映画製作の最高責任者という立場から皆に指示を出すだけでなく、周囲の意見に耳を傾け、共に作品を作り上げる姿勢が重要と説きます。

グリーングラス監督について、本作のプロデューサーを務めたゲイリー・ゴーツマンは、「彼は作りたい映画についての明確なビジョンを持っています。俳優やスタッフとの接し方も上手で、常に期待以上のものを生み出してくれます」と語り、セットデコレーターのエリザベス・キーナンも、「ここまでスタッフを信頼してくれる監督がいるなんて驚きました。彼は、我々にどこまでもアイデアを広げさせてくれるんです」と、個を尊重する彼の手腕に敬意を表しています。

さらに、トム演じるキッドと旅をすることになる少女ジョハンナを演じる、本年ゴールデン・グローブ賞助演女優賞ノミネートの新鋭ヘレナ・ゼンゲルも、「彼は新しいアイデアに対してオープンです。”間違いは存在しない。しっくり来なければ別の方法を試せばいい”という考え。この作品は、私の初めてのアメリカ映画なので、彼のような考えを持った監督と一緒に仕事ができて幸運でした」と、慣れない現場での撮影の中、監督に強い信頼を寄せていたことを打ち明けます。

『キャプテン・フィリップス』と本作でタッグを組み、グリーングラス監督をよく知る名優トムも、「ポールは登場人物の動作を丁寧に描きます。本作の主人公キッドは、新聞を切り抜き、ランプを準備し聴衆から硬貨を集め、それからニュースの読み聞かせを開始する。これによって人物像が確立され、その後に起こることを違和感なく受け入れられるのです。私が彼との仕事で学んだのは、”立ち居振る舞い”が大切だということですね」と、彼の丁寧な作品作りの姿勢に絶大な信頼を寄せていることが明らかに。グリーングラス監督が皆をまとめ上げつつも、それぞれの分野においては個に“任せる”ことを徹底することで、各々が最大限の実力を発揮し生み出された渾身の本作は必見です。

Netflix映画『この茫漠たる荒野で』独占配信中
https://www.netflix.com/title/81210670

情報提供元:ガジェット通信
記事名:「Netflix映画 『この茫漠たる荒野で』トム・ハンクスも信頼する監督が名作を生む秘訣は“任せる”こと