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「思わず笑った」「4度見した」 デジタル気温計で「4℃」を示したネックレスがアイロニカル


毎年クリスマスになると、プレゼントにジュエリーブランド『4℃』を選ぶのはアリかナシかSNSで論争になり、2020年もそれが繰り返されていて、もはや「ネタか?」としか思えなくなっています。

※参考記事 「クリスマスプレゼントに『4℃』はアリかナシか論争」が今年も勃発!ひろゆきさんも参戦し話題に
https://getnews.jp/archives/2872130 [リンク]

そんな中、マルチクリエイターの南村杞憂さん(@jocojocochijoco)が、「4℃のネックレス作りました」とデジタル温度計を模したネックレスをツイート。約23000のRTと130000以上の「いいね」を集めて、「思わず笑った」「センスが光っている」「4度見した」といった反応が多数寄せられています。

神戸大学大学院に在学しながら、モデルやラジオMCとしても活動し、デジタルファブリケーションを使い「身体性の喪失と回復」を主なテーマにした作品を発表している南村さん。2020年3月には「エビデンスで殴れるメリケンサック」を発表して話題になりました。

※参考記事 「透明性高いけど脆いので実践には向きません」 話題の“エビデンスで殴れるメリケンサック”制作者を直撃!
https://getnews.jp/archives/2428707 [リンク]

「もともと小さい頃からとにかく物作りが好きで、現在のデジタルファブリケーションという手法に辿り着いたのは工房の無料体験にたまたま誘われたのがきっかけでした」という南村さん。今回の『4℃ネックレス』は「主にアクリル板を支持体としたUVプリントで作成し、そのアクリルパーツを重ねて組み合わせることで立体的な奥行きを出しています」と説明します。当然ながら実際に温度は測れません。

Twitterでの反応については「1時間半くらいで1万いいねを軽々超えていったので大変びっくりしましたが、今や12万いいねを超えてしまいました。以前バズった時も“エビデンスで殴れるメリケンサックことエビデンサック”のツイートだったので“みんな相変わらずしょうもない駄洒落が好きだな”と思って微笑ましく見てます。あと道民の皆さんが軒並み“4℃ならあったかいね”と言っていてウケました。とりあえず今年の私のクリプレは万バズだったということみたいです」と話します。

最初に工房の無料体験に誘った相手が「今の恋人です。良い話ですね」という南村さんに、クリスマスプレゼントにまつわる騒動について聞くと、「良くも悪くも手頃な定番にまつわるからこそ、毎年言われていることなんだと思っています」としつつ、「一連の印象は一概に悪いことばかりではなく、本当に幸せに一緒にアクセサリーを選びにきたカップルも、『メルカリ』に売られるハートのネックレスも、きっと“そこにドラマがある”という点では共通しています。そういった数えきれないクリスマスの物語において、どこかで存在感を発揮できるプロダクトを作り出せるのは憧れですよね」と語ってくれました。

講談社の『ミスiD 2021』に参加して「“インターネット女総合格闘技”だと思って参加したら、とうとうファイナリストにまでなってしまいました」という南村さんは、この『4℃ネックレス』を受注生産するとのこと。Twitterユーザーから質問があったこともあり、「そのうち華氏39.2°Fバージョンも出します」といいます。また、「ストーカーに遭ったので、安全を確保するための資金集めと、ストーカー被害の辛かった経験を完全に茶化して作品に仕上げるため」というクラウドファンディングを『CAMPFIRE』で2020年12月30日まで実施中なので、気になる人はこちらも合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか。

南村杞憂(ミスiD)
https://miss-id.jp/nominee/18413 [リンク]

※画像はTwitterより
https://twitter.com/jocojocochijoco [リンク]

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