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お母さんと遭遇して外堀も埋まり気味!? マンガ『ゲーセン少女と異文化交流』ボールペン回の笑顔が天使だった


ゲームセンターでバイト中の大学生・草壁蓮司が、クレーンゲームで苦戦している英国少女のリリーを助けたことから、交換日記をすることになったストーリーを描いている安原宏和先生(@peace_maki02)のマンガ『ゲーセン少女と異文化交流』(ドラゴンコミックスエイジ)。第6話では、お母さんと一緒にペンを買いに来たリリーが蓮司と偶然会って……というエピソードになっています。

「欲しかったボールペンじゃないの?」「違うの!もっとキラキラしたのが欲しいの!」と探すリリー。「書いた後に角度変えて見ると七色に光ったりして…」という言葉に「勉強用の文具を買いに来たのよね?」とツッコむお母さんですが、「最近おしゃれな文具とかやたら欲しがるようになったわね…。まぁ、日本語の勉強も頑張ってるみたいだから、あんまり強く言えないけど…」と思ってます。そんなところに、ノートを手に取る蓮司と出くわして……。

慌ててお母さんの背中に隠れるリリーですが、蓮司に「あっ!リリーちゃん!」と気づかれてしまい、「あのお兄さん知り合いなの?なんで隠れるの?」「そ…そうだけど、その…。…今日の服可愛くないから会いたくない」と英語で会話。「ホラ!!挨拶なさい!!」「ママのバカー!!」と無理やり前に出されてしまいます。

フードコートで「あの…いいんですか、お昼ごちそうになっても…」という蓮司に「何言ってるの!良くお世話になってるゲーセンの店員さんなんだからお礼ぐらいさせて!」と日本語で言うお母さん。「最初はてっきり歳の離れたボーイフレンドかと!」と言い出して、「そんなこと思ってたんですか!?」と目が飛び出る蓮司。「そんな…ママったら旦那様だなんて…!気が早い…!」とテレテレになるリリーに「そこまで言ってないけどねー」というお母さん。「なんかハズバンドとか聞こえたような…」と思う蓮司に、「ま、冗談は置いといて、お世話になってるのは本当だから!」と返しますが、リリーは「A joke!?」となります。ちゃんと「冗談」という日本語は分かるみたいです。

「この子が日本に来て明るくなったのはゲーセン行きだしてからなんだから!ほら!ポテトも食べて食べて!」との言葉に「なんか照れるな…」となる蓮司。「そういえばあのコアラのぬいぐるみもゲーセンのやつなんでしょ?」と聞かれて「あっ、はい。そうですね」と答えると、「この子寝る前はよくあのぬいぐるみ抱きしめてるのよ~」と暴露して、「ママのバカー!! なんでいっちゃうの!!」とリリーが慌てるところを見て、「楽しいご家庭なんだろうな」と思います。

気を取り直して、「そういえばさっき話に出たボールペンなんですけれど心当たりありますよ」という蓮司。向かった先は……。「あら!モールの中にこんな立派なゲームセンターがあるのね~!!」「最近では力を入れてる所も多いですね」とお母さんと蓮司が話すのをよそにワクワクが止まらないリリー。「あっ、コラ、走らない!」と注意を聞かずに行ってしまいます。

「そういえば…お母さんは日本語達者なんですね」と聞かれて、「私は大学生の頃こっちに留学してたからね~。英国の方から二人分留学生の枠があったんだけど、もう一人の方が今のダンナってわけよ~」と馴れ初めを話し、「いい出会いだったんですね~」と言われて、「店員さんはいま高校?大学?」と聞き返し、「俺は今年から大学に入学した所です」という蓮司に、「ほー!大学は一杯遊んどかないと後悔するわよ、若者!」とウリウリします。

一方のリリー。ゲームの前で絶望した表情に……。七色のボールペンを取ろうとしていた模様に、「もー!あんたって子はゲーセンの事になるとすぐお金使い果たしちゃうんだから!」と怒られてしまいます。「少しは考えて…」と小言を続けようとするお母さんですが、その間に「はい、どうぞ」とあっさり取ってしまう蓮司。「い…今の一瞬で!? あ…貴方もしかして忍者なの!?」と驚かれて「いや、ゲーセンの店員ですけど…」と答えます。

「ていうか貴方のお金でしょ!もらえないわ」というお母さんに「じゃあ、さっきお昼ご馳走になったお礼ってことで!」と答える蓮司。「いいのかな?」となるリリーですが、「ま、そこまで言って貰ったら遠慮するのも失礼よ!」とお母さんに言われて、ボールペンを受け取り「アリガト…!レンジ!」と天使の笑顔になります。それを見たお母さん、「…なんだ、最初の間違ってなかったのね」と思い、「うちの子をよろしく頼むわよ、店員さん!」と言い、「えっ、あっ、はい。ゲーセンに来た時は任せてください!」と答えた蓮司。後日、ノートに書かれている文章が七色になって、「よ…読みづれぇ…!!」と困ることになるのでした。

安原先生が「ラブコメに初挑戦しようということになり、自分が通っていた頃のゲーセンを思い出して、クレーンゲームで景品が取れなくて困っている女の子を助けて始まる恋も面白そうだな、というところから生まれました」と語る『ゲーセン少女と異文化交流』。自身のゲームセンターの思い出を尋ねると、「高校時代に学校帰りに友達とゲーセンに行ってよく遊んでいました。小型バイクのラジコンが沢山取れたので一緒に公園などで走らせて遊んでました!」といいます。

「雑誌と違ってネットはマンガを更新するとすぐに反応して頂けるのがありがたいですね!モチベになります!」と読者に感謝する安原先生。2020年12月9日に第一巻が刊行となり、「Twitterなどで購入報告をみるようになり、一層頑張って漫画を面白くしていかないと、という気持ちになりました!」とメッセージを寄せてくれました。『ニコニコ漫画』でも連載中ということもあり、蓮司とリリーの交流の今後が気になるところです。

『ゲーセン少女と異文化交流』(ニコニコ漫画)
https://seiga.nicovideo.jp/comic/46233 [リンク]

※画像はTwitterより
https://twitter.com/peace_maki02 [リンク]

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