新しい生活様式のマストアイテムとしてすっかり定着したマスクの着用。一時期と比べると使い捨てマスクの供給が安定していますが、コストやエコの観点から各社メーカーがこぞって販売している布製マスクを選択している人も多いと思います。
洗うことで繰り返し使えるのが布マスクの利点である一方、衛生管理を怠ると知らぬ間に新型コロナウイルス以外の菌のリスクにさらされている、なんてことがあるかもしれません。美容ブランドの「ReFa(リファ)」を展開するMTGが、布マスクの雑菌付着の実態に関する検証動画を公開したので紹介します。
このたび公開されたのは、「浴びるだけで肌を美しくする」とうたうシャワーヘッド「ReFa FINE BUBBLE S(リファファインバブル S)」の販売に合わせ、同シャワーから発生するウルトラファインバブルとマイクロファインバブルの2つの泡が、日常の布マスク洗浄においてどれほどの除菌効果があるかを検証する実証動画。
布マスクの雑菌付着の実態/ファインバブルによる除菌の実験検証(YouTube)
https://youtu.be/zJq3wI9158o
通常のシャワーと「リファファインバブル S」を使用し、毎日の洗浄(水道水で手洗い)後のマスクの残留菌の変化を比較すると、4日目から菌の繁殖において大きな差が見られるように。
通常のシャワーで毎日水洗いをしていても自然と菌は繁殖しており、蓄積によって多く繁殖する一方で、マイクロファインバブルとウルトラファインバブルが発生する「リファファインバブル S」では、繊維内の菌を細かい泡によって洗い流すため、残留菌の度合いが低い結果になっています。
そもそも布マスクは、繊維を痛めて隙間を広げてしまうと性能低下の原因となるため、もみ洗いはNGとされています。厚生労働省および経済産業省でも標準濃度の洗剤による“つけおき洗い”を推奨しています。これを手間に感じたり、またマスクに付着した洗剤の香りや漂白剤の塩素のニオイが気になるという人も少なくないかもしれません。
今回の動画は、一定の除菌効果を示す細かい粒子の泡で洗浄するという手法において、新たに注目を集めるきっかけになるかもしれません。
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