イベントスペースやショップ、ホテル、博物館などが集結した、KADOKAWAと埼玉県所沢市が共同で手掛ける大型複合施設「ところざわさくらタウン」が誕生しました。
所沢市の新名所であり、日本初のコンテンツモールとして注目を集めている同施設。グランドオープンを迎えた11月6日にはセレモニーが開催され、初日から多くの人が詰めかけました。
そんななか筆者はグランドオープンに先駆けて施設内の目玉コンテンツである「ラーメンWalkerキッチン」のメディア向け発表会に参加してきました。
ラーメンWalkerキッチンは、今や日本を代表するフードコンテンツのひとつとなったラーメンを世界に発信していく拠点となることを目指した“ライブハウス型”の店舗。あくまでもラーメンWalkerキッチンは“会場”であり、ラーメンを作り出す“アーティスト”が発信をおこなう基地として展開することを目指しているそうです。
しかも全国の人気ラーメン店の店主たちがスーパーバイザーとして就任していて、グランドオープンの11⽉6⽇からは「麺や 七彩」の店主、2021年1⽉は「真鯛らーめん 麺魚」の店主、2⽉からは「我武者羅」の店主の出店が決定。本店の味だけではなく、新しい味や試みに続々と挑戦していく予定となっているそうです。
要は「ラーメンWalkerキッチン」に足を運べば、「ラーメンWalker」に掲載されているようなラーメンのトレンドをいつでも体感することができるということですな! これは素晴らしい!
メディア向けの発表会ではスーパーバイザーに就任した人気店の店主が集結。それぞれが自慢の一品を提供してくれるという大盤振る舞いでした。
チャーシューやスープなどの品々を計10品も試食させていただきたのですが、何を食べても圧倒的にウマい! ラーメンの施設に来ているのにまるで会席料理を食べているかのような感覚を味わってしまいました。
確かな腕の持ち主たちによって展開されていくラーメンWalkerキッチン。俄然期待が高まります!
さらにグランドオープン初日から出店する「麺や 七彩」の打ち立て麺を使った喜多方ラーメンも試食させていただけることに。大きなガラス越しに麺を打ったり調理したりしている様子を見ることができる点もラーメンWalkerキッチンの特徴ですね。臨場感がすごい! 最先端のラーメンを食べるだけでなく、ファンイベントの開催やコンテンツ配信の拠点にもなりそうです。
そして手際よくラーメンが調理され……
完成しました! 「麺や七彩」の喜多方ラーメン! メチャクチャウマそう〜!!
ちなみに食器はラーメンの鬼と呼ばれた佐野実氏が有田焼の窯元と共同開発したラーメン鉢を使用。醤油ラーメンや豚骨ラーメンなど、それぞれのラーメンに合った形状が追求されているうえ、石から出る遠赤外線の効果で塩のカドが撮れてスープがまろやかになる効果もあるのだとか。
キッチンの設備も個人の店舗ではなかなか導入できない機器なども取り揃えているそう。こんな環境で作られたラーメンが美味しくないわけがないでしょ!
注文が入るごとに粉から麺を打つという“打ち立て麺”はまるでワンタンのようでもあり、うどんのようでもあり、唯一無二の味わい。スープもつい飲み干してしまいたくなる味。まさに絶品でした!
ラーメンWalkerキッチンでは11月15日まで「オープニングウィーク」と称して日替わりでさまざまなイベントが開催されますが、17日以降は再び「麺や 七彩」の打ち立て麺が提供される予定となっています。
イベントの詳細についてはラーメンWalkerキッチンの公式サイトやSNSでご確認ください。アクセスはJR武蔵野線の東所沢駅から徒歩10分ほど。関越自動車道の所沢ICからもほど近いですが、しばらくは駐車場が混雑するかもしれません。
ラーメンWalkerキッチン
https://ramen.walkerplus.com/kitchen/[リンク]
(執筆者: ノジーマ)
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