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「控えめに言って最高」「実際の話であってほしい」 マンガ『百合のアシスタント』の描かれた理由が切実だった



『明るい記憶喪失』(MFCキューンシリーズ)の作者の奥たまむし先生(@tama_64)が、Twitterにマンガ『百合のアシスタント』を公開。タイトル通りのストーリーに「控えめに言って最高」といった声が上がっていました。





人生ではじめて憧れのアシスタントとして、甲斐先生の仕事場にやってきた武田さん。「漫画は全然描いたことないけど…大丈夫!大丈夫!大丈夫!何を言われてもできますってがんばる!!」と意気込みますが、チャイムを鳴らして出てきた甲斐先生は声も見た目も中学生並の可愛らしさ! フレンドリーに迎え入れられて「先生の漫画、めっちゃ好きです。私の髪色も先生のキャラに寄せてますっ…なんていえない…」と思っていますが……。



「ここでキスしてほしいの…」と言い出す甲斐先生に、「……」とフリーズした武田さん。「キス!?キスシーンを描いてほしいの略!?……もしかして私と先生が…!?いやそんな百合漫画みたいなこと」と混乱しますが、「あ。きたきた、こちらもう一人のアシさん」と紹介されたのは……。



レベチな美人、武蔵さんにきゅんとする武田さん。「じゃあ早速2人でキス!!お願いできます?」という甲斐先生に、「構図は3頁のこれであってます?」と慣れた様子の武蔵さん。甲斐先生は「ほら…キスシーンって描くの難しいんだよね…だからいつもアシさんにお願いしてるの。シノちゃんはこういうのだめ?ダメだったらしかたないけどー」との説明に、「先生の漫画のためならなんでもします!」と承諾してしまいます。



制服に着替えさせられて「さすがにまだ若いからにあうねー!というかシノちゃんかわいー!」とパシャパシャ撮られて「ほ、ほめられてる。うれしい…」と思いつつ表情が硬い武田さん。武蔵さんは唇にラップを貼って「緊張しなくていいから。私に任せていればいいので」と言い、その美人ぶりを間近で見てドキドキ。そのまま唇を重ね、「私は今日はじめて、百合のアシスタントをしました」と思うのでした。


奥たまむし先生にこのマンガを描いた理由について聞くと、「百合マンガは女性2人を絡ませる絵がどうしても必要なので、いつも資料に困っています。特にキスシーンは良い資料がありません。ということで、こういうアシスタントがいたらいいな(絶対ないけど)と思って、理想の描く現場をそのまま描きました」とのことで、かなり切実な答え。ちなみに「超ざっくり、武田さんは10代、甲斐先生は20代、武蔵さんは30代という感じで取り揃えました」とキャラの年齢を教えてくれました。


「ラップ越しのキスがめっちゃ良い」「武蔵先輩に躊躇がないのが素晴らしい」といった反応のほか、「実際の話であってほしい」という声もあったこのマンガ。奥たまむし先生は「絵を描く人以外にも“私もこれになりたい”や“尊い”的共感をしてもらえたので、夢を共有できてよかったです」とコメントしてくれました。


「百合という概念がなければ、女だけど女の子が好きすぎる自分を肯定できなかったので、人生の恩人だと思っていますし、もっと広まればいいですね!」と語ってくれた奥たまむし先生。さまざまなシチュエーションを作家陣が1ページの漫画やイラストで回答していく『百合ドリル』(MFCキューンシリーズ)の企画・原案を手掛けているだけに、その発想に今後も要チェックです。


※画像はTwitterより

https://twitter.com/tama_64 [リンク]


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