メンズエステへの関心が日本でも高まりつつある中、イギリス発メンズコスメブランド『WAR PAINT.(ウォーペイント)』が2020年10月15日より公式オンラインストアと全国のロフト(一部店舗除く)で発売が開始。BBクリーム、コンシーラー、ブロンザー、フィニッシングパウダー、フェイススポンジ、フェイスフィットブラシがラインナップされています。
「自信を与える、男のメイク」がコンセプトだという『ウォーペイント』の創設者ダニー・グレイ氏は、子どもの頃に容姿が理由でいじめに遭っていたといいます。その彼を救ったのが一本のコンシーラーで、「こんなに肌が変わるんだ!」と衝撃を受け、毎日コンシーラーを塗って辛い時期を乗り越えたとのこと。
そんな彼ですが、男性用化粧品が市場になく、コンシーラーを気軽に買いに行くことができずにいて、大手化粧品メーカーのメンズコスメも女性コスメの売り場と同じ場所にあるために、「自分と同じ悩みを抱えている男性がきっといるはずだ」と、男性が手に取りやすいブランドを目指したといいます。また、植物由来の成分を使用しており、動物実験をしないといったヴィーガンへの配慮をしているあたりにUKらしさを感じさせてくれます。
『ウォーペイント』は、2020年1月にイギリスの百貨店ジョン・ルイスにポップアップストアを展開。グレイ氏が自ら訪れた男性たちにメイクを施し、「前例のない取り組み」としてメディアからも注目されることになりました。その後、2020年8月の時点でイギリス・アイルランド・スコットランドなどに9店舗を展開しています。
スキンケアをしつつ肌の色ムラを抑えるBBクリーム。明るい肌色の「フェア」と自然な肌色の「ライト」の2種類が展開され、どちらも30mlで3850円(税込)。
グレイ氏のコンプレックスを救ったというコンシーラーは、軽いつけ心地でしっとり感があり、素肌に馴染みやすくなっています。BBクリームと同じく「フェア」「ライト」がラインナップされており、容量5gで3190円(税込)。
日焼け肌に見せるブロンザー(10g・3410円・税込)や、テカリを抑える仕上げ用のフィニッシングパウダー(10g・3190円・税込)、均一感のあるメイクにするためのフェイススポンジ(1045円・税込)、きめ細かい肌に仕上げるフェイスフィットブラシ(1540円・税込)。どれもブラックを基調とした統一感のあるパッケージデザインになっています。
実際、BBクリームを使ってみます。明るい色味の「フェア」と、肌色に近い「ライト」だと、かなり印象が違うのが分かります。
ここでは「ライト」を頬に乗せていきます。2プッシュ程度でもかなり伸びがあり、素肌に馴染んでいきやすいのが特徴的。アルガンオイルを配合していて保湿力もあります。
化粧品特有の薬品のような香りやベタつきが少なく、保湿感覚で塗れる上に、肌のムラ感をカバーしてくれるBBクリーム。特に気になるところは、この上からコンシーラーでカバーしていくのが良さそう。「化粧している」というより、ナチュラルさを大事にしつつ、剃ったヒゲの跡などの顔で気になるところを隠したいという使い方に向いています。
男性が「肌を整える」という際の有力な選択肢になり得る可能性を秘めているこの『ウォーペイント』。ロフトおよびロフトネットストアで2020年11月15日まで開催している『ロフト コスメフェスティバル for MEN 2020AW』にも出展しているので、気になる人は要チェック。男性向けのプレゼントとしても検討してみる価値がありそうです。
『WAR PAINT.(ウォーペイント)』日本公式サイト
https://warpaintformen.jp/ [リンク]
ロフトコスメフェスティバル for MEN 2020AW
https://loft.omni7.jp/fair/cosfesformen [リンク]
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