Webに最新話がアップされる毎週月曜日の0時以降、毎週のようにTwitterのトレンドを賑わしていた週刊プレイボーイ連載の「キン肉マン」関連ワード。
アニメ化もされ一世を風靡した、ゆでたまご(嶋田隆司・中井義則)先生によるこちらの作品、特に8月31日は過去最高ともいえる盛り上がりを見せる。それにともない作品のスクリーンショットがSNS上にも多数アップされてしまう結果となり、嶋田先生はTwitterで苦言を呈す。
今日は具現を呈します。WEB『キン肉マン』の勝手なスクショのことです。特に今回のラストはスクショだらけ。私は悲しくなりました。これ以上続けるなら集英社さんと共にそれなりの罰則をかんがえます。週プレでの紙の本をたのしみにしているんです。どうかスクショはやめてください。
—ゆでたまご嶋田 (@yude_shimada) August 31, 2020
少なくとも3日はね
—ゆでたまご嶋田 (@yude_shimada) September 1, 2020
9月10日、週プレNEWSは作者のゆでたまご先生と共に編集部の声明を出した。
関連記事:
ネット上における『キン肉マン』画像利用について作者と週プレNEWS編集部がお願いを掲載 少年ジャンプ+編集長も「同じスタンスです」
https://getnews.jp/archives/2721053[リンク]
「悪質な著作権侵害、ネタバレ行為(文章によるものを含みます)」に対し法的措置の可能性を示唆したことにより、作品の内容について言及するツイートはかなり減少した模様。
また、「ネタバレはNG、感想はOK」とのことなのだが、ネタバレと感想の違いについての基準も曖昧なことから、読者が法的措置回避のため極力「キン肉マン」関連ワードを使用しないツイートとなったのであろうか。9月14日は「キン肉マン」というワードよりも「第321話」という、最新話の話数を表したワードがトレンドの上位にランクインする結果となったようである。
また、10日に嶋田先生が
一週間かけて一生懸命描いた作品がアップ後、たった5分で消費され SNSにスクショ、ネタバレされたら悲しいよね。#キン肉マン #ゆでたまご
—ゆでたまご嶋田 (@yude_shimada) September 10, 2020
一週間かけて一生懸命描いた作品がアップ後、たった5分で消費され SNSにスクショ、ネタバレされたら悲しいよね。
とツイートしていたこともあり、自らの行為は「5分で消費」でないかどうかについて自問し、ツイート等により慎重になったのかもしれない。
その一方で、「チェンソーマン」がトレンド入りしていたことから
「キン肉マン」に新しい超人として「チェンソーマン」が登場したのか
といったようなネタツイートも複数あったようである。
※画像は『Twitter』より(9月14日6時のもの)
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