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『ONE PIECE』尾田栄一郎「『NARUTO-ナルト-』に遠慮してた」好きなシーン1位は「ワノ国のオープニング」



8月27日放送の特番『嵐ツボ』(フジテレビ系)にて嵐と人気漫画『ONE PIECE』の作者・尾田栄一郎が対談し、お気に入りのシーンについて語った。


今まであまり語っていないという、尾田自身が選ぶ「好きなシーンベスト3」を発表。「当たり前の(名シーン)は外しました」と選んだ3つは、3位に空島編を始める前に一番描きたかったシーンだという、「空島のキャンプファイヤー」(27巻253話)。


2位は、シャボンディ諸島の入口でロビンがシャボン玉を触って「やだ ベタベタするわ」とウソップの足で手を拭くシーン(51巻496話)。「仲良くないとできない、ちょっとしたリアリティが、ロビンもそこまで溶け込めたか、という感慨深さと、その些細な良いシーンを描けたという嬉しさ」と選んだ理由を語った。


1位は、「ワノ国のオープニング」(90巻909話)。時代劇が大好きで、シリーズを通してずっと昔から描きたかったという和風の世界。「侍とか忍者を本当はもっと前から描きたかったけど、『NARUTO-ナルト-』がやってたから遠慮してた。やっぱり友達なので」と描いていなかった理由を明かした。


また、人生で一番泣いた漫画は『ONE PIECE』だと断言する尾田。「失礼なことに他人の漫画であまり泣かないんですけど、自分のは逆に泣くまで描かないと読者に出せない。自分も感動しないのに、人に感動してっておかしいなと思ってて」と持論を展開。「頭の中にすごく熱い話が出来ていて『これは感動する』と思っても、それを紙に起こして感動してもらえるような演出ができているかどうかは、また別の話だから。そこは技術的なものもあるし、何回も描き直して」と名シーンが生まれる裏側が語られた。


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