米国サンフランシスコ発の体験型店舗“b8ta(ベータ)”が日本に進出し、8月1日に有楽町と新宿で店舗をオープン。7月28日にプレス向けの内覧会が開催されました。ガジェット通信は有楽町の店舗“b8ta Tokyo –Yurakucho”を取材。店舗の様子と気になるアイテムをピックアップしてご紹介します。
商品の隣にタブレット端末を設置し、ブランドの世界観やイメージ、詳細情報を見ながら製品を触れる“体験型店舗”。触ってみて気に入ったら店員さんに在庫を確認してもらい、在庫がある場合はその場で購入できます。店内のカメラ映像とタブレットの操作から取得した来店者の属性や行動は出店者に公開され、マーケティングデータとして活用されます。
有楽町店の所在地はJR有楽町駅すぐ近く、有楽町電気ビルの1階。
週末には、GROOVE Xが開発した家族型ロボットの「LOVOT(らぼっと)」がb8taの制服を着て、“週末店長”として接客してくれるそうです。
店内は展示台に商品が並ぶ通常の出品スペースと、3室の半個室になったエクスペリエンスルームから構成。オープン時にはスマートフォンやスマートディスプレイ、Chromebookなどを出品するGoogleのエクスペリエンスルームと、収納用品や日用品を出品するCAINZ(カインズ)のエクスペリエンスルームが設置され、もうひとつのエクスペリエンスルームでは出品企業とのコラボイベントなどが開催予定です。
出品されている商品を見ていきましょう。アンカー・ジャパンは、モバイルバッテリー&USB急速充電器「Anker PowerCore III Fusion 5000」、完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty 2 Pro」、ロボット掃除機「Eufy RoboVac L70 Hybrid」のほか、発売前のAndroid TV搭載プロジェクター「Anker Nebula Cosmos」を出品。
Healbe Japanは、消費カロリーや心拍、睡眠に加えて、摂取カロリーや水分バランスを計測できる活動量計「GoBe3」を出品します。
FUGU INNOVATIONS JAPANが出品する「Airpower Wearbuds」は、完全ワイヤレスイヤホンが本体に収納できるスマートウォッチ。
Harman/Kardonの「Aura Studio 3」は、間接照明の機能を備えたワイヤレススピーカー。
バルミューダは、ランタンのような照明付きワイヤレススピーカー「BALMUDA The Speaker」を出品しています。
タイムケトル・ジャパンの両耳に装着して使う音声翻訳機「WT2 Plus」は、2020年5月に高速オフライン翻訳を可能にしたオフラインモードに対応。
Aevoeは、LightningケーブルとUSB Type-Cケーブルの両方を搭載するモバイルバッテリー「moshi IonGo 5K Duo」、LightningケーブルとUSB Type-Aケーブルを搭載する「moshi IonGo 5K」を出品しています。
FutuRocketの「BLEUJOUR KUBB」は、12cm四方で重さ約1kgのキューブ型PC。木製の筐体と、燕三条で加工した金属筐体の2種類が展示されています。
FABRIC TOKYOの「STAMP」は、シルエット、カラー、レングス、ポケットをカスタマイズできるジーンズ。店舗スタッフの制服にも採用され、店内では採寸のために体形をスキャンできるブースが設置されています。
店内には上記だけでなく、多数のガジェットやファッションアイテム、コスメ、生活用品などが出品中。一度足を踏み入れると、時間を忘れて楽しんでしまうこと請け合いです。
新宿店では、有楽町店とは異なるラインアップが展開されています。2件ハシゴして訪れてみるのも楽しいのではないでしょうか。
b8ta Japan
https://b8ta.jp/
―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』