北海道民ならではの“違和感”の存在がTwitter上で話題になっている。
件の釈然としない状況をTwitter上で紹介したのは、札幌の地域情報紙「O.tone(オトン)」編集デスクの和田哲(@Satoru_Wad)さん。北海道民が書類などに住所を記入する際、「北海」と記入したあと「都・道・府・県」の選択肢から「道」にチェックを入れるわけだが、和田さんはじめ北海道民はそれにどうしても違和感を覚えてしまうらしい。
https://twitter.com/Satoru_Wada/status/1272355568548671488?s=19
北海道民にしか分からないこの違和感。 pic.twitter.com/x3PQqw19kh—和田 哲/ブラサトル (@Satoru_Wada) June 15, 2020
「北海道民にしか分からないこの違和感。」
たしかに他の都府県は自治体名だけで呼ばれることが多いが、北海道はそもそも「道」も込みで一つの自治体名として認識されている。システム上仕方ないのだが、わざわざ「北海」と「道」を分けて記入しなければならないことへの違和感……。和田さんのツイートに対し、Twitter上では大きな反響が起こっている。
「そうなんですよね。
東京、大阪、青森……
都道府県を略しても普通に通じますが
『オレ北海の出身なんだ』
と言う人はいませんし、相当な違和感がありますよね。
私、今度言ってみようかな。」「じつは北海をかかないで道に〇つけるだけで九割方通じるんで楽っちゃ楽」
「マジレスするとそもそも道という単位が都府県よりデカいからここに同じ並びにしてる日本がおかしい。札幌県にすべし。」
「北海道道 って何度か成ったことある。」
「非北海道民ですが、めちゃくちゃ違和感あります…。
都府県はそれらを付けなくても通じるのに、北海道はそれで良いのかなと思ってましたw」
「北海道」という呼称は1869年に登場したが、現在に至るまでにはいくつかの県に分割されたり再び「北海道庁」として統合されたりと複雑な経緯があり、このような状況が生まれているようだ。
はたして北海道民のこの違和感が解消される日は来るのだろうか。
※画像提供:和田哲(@Satoru_Wad)さん
(執筆者: 中将タカノリ)
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