犬や猫などのペットと暮らしていると、「ひょっとして人間の言葉がわかるのでは?」と思う瞬間があります。先日、漫画家のみつつぐ(@mitutugu)さんが投稿した不思議な漫画が、Twitterで大きな注目を集めていました。
人から聞いた不思議な話を漫画にしてみた pic.twitter.com/lsTkkbsZ4e—みつつぐ (@mitutugu) April 5, 2020
https://twitter.com/mitutugu/status/1246658464895488003
今月5日、みつつぐさんが「人から聞いた不思議な話を漫画にしてみた」というコメントとともにアップしたのがこちらの4ページの漫画。
漫画は3歳の男の子がお母さんに「ねえママ カエルってなに?」と訊ねるところから始まり、今度探しに行こうという話に。そんな親子の会話を知ってか知らずか、横で寝ていた飼い猫が大あくびをして部屋の外へと出ていきます。
翌日、猫が帰ってこないことに違和感を覚えたお母さんは、猫の食事場所を覗き込みます。すると、きれいに平らげられた茶碗の底に……1匹のアマガエルがちょこんと座っているではありませんか!
言葉を理解した猫が男の子のためにカエルを連れてきてくれたのか、あるいは偶然か……真相はわかりませんが、ニャンとも奇妙な話です。
ツイートのリプライ欄では、
・お猫様「ちょっと頼まれてくれないかい?うちの坊がカエルを見たことがないというんだよ。探しにいくのも一苦労だし」
雨蛙様「まあ最近は数も減ったからの。なあにお安い御用さ。ではちょっくら顔を見にいこうかね」
みたいな・実は同一人物(動物)!Σ( ̄□ ̄;)
・ケロリとした顔で帰ってくるんですかね。
などと想像を膨らませる声が上がっていたほか、
・うちの昔買ってた猫ちゃんも!!でっかい芋虫をよく獲ってきて大騒動でしたが大人猫になってからなくなりまして、リビングで皆集まってるときふと最近芋虫持って帰ってこなくなったよね〜って言ったらスクっと立って出てったと思ったら芋虫咥えて帰ってきました 猫ちゃん言葉わかるんかいってなった‥・うちの伯母と母が幼い頃、家で飼っていた猫の話てす。
祖母が猫に「ネズミ1匹も捕ってこない役立たず」的なニュアンスを言った翌日、枕元に死んだ(母と伯母が語るに、とても凄惨だったと聞いています)ネズミが3匹、置いてあったそうです。
カエルさんがご無事なようで、何よりでした……・22歳で大往生した我が家の猫様ですが、いつもはネズミを取っても頭と内臓を残して食べてしまっていたのですが、私の結婚式の朝に丸々したネズミが1匹リビングに置いてありました。猫様のお気遣いに涙しました。
といった体験談も複数寄せられていました。
10年ほど前、陶芸家の女人から聞いた話なのですが、それから数年後、どこかの怪談小噺集に同じ話が載っていて描く機会を無くしてしまったのですが、その怪談本が何でどこに載っていたのかわからなくなってしまい、もしかしたら載っていたのを見たのも幻だったかも…と思い始めて来た次第です。—みつつぐ (@mitutugu) April 5, 2020
https://twitter.com/mitutugu/status/1246659093978210305
漫画を描いたみつつぐさんによれば、この話は10年ほど前に陶芸家の女性から聞いた話で、それから数年後に読んだ怪談小噺集に同じ話が載っていたため、しばらく描かずに眠らせていたといいます。
ところが今となっては、その話がどの怪談本に載っていたのかわからず、それを見たことさえ幻だったかもと思い始めているとのこと……。幻想的なウラ話にも注目が集まっていました。
※画像提供:みつつぐ(@mitutugu)さん
https://twitter.com/mitutugu
(執筆者: しゃむ)
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