starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

帰宅したら洗面所の照明をつけてAlexaが「手を洗いましょう」と促す仕掛けを「Echo Flex」と+Styleの「スマートLED照明」で作ってみた



不要不急の外出を控え、もし外に出ることがあったら帰宅後は入念に手を洗って新型コロナウイルス対策をしている、という人は多いのではないでしょうか。習慣づけてしまえば何でもないことですが、つい手を洗うのを忘れてしまったり、手を洗う前に家にある物を触ってしまった、ということもありますよね。外出先から帰ったら、まっさきに手を洗うことを促し、ちょっとでも楽しく手洗いができるような仕掛けを作れないかと考え、スマートスピーカーとスマート電球を使った仕掛けを自作してみました。



使用するのは、家庭用コンセントに差して使えるAmazonのスマートスピーカー「Echo Flex」と専用のモーションセンサー、+Styleのスマートホームハブが要らないスマート電球「スマートLED照明」。これらを使って、外出先から帰宅したら洗面所の照明をつけて、さらに声で手洗いを促してくれる仕掛けを作ってみることにします。




Echo Flexは、本体のプラグをコンセントに差すので、ACアダプターやケーブルが不要。サイズもコンパクトで、廊下や洗面所、家具と壁の間のスペースなど、従来のスマートスピーカーとは違った場所に設置して利用できるのが特徴です。本体底面にUSB Type-Aポートを搭載し、別売りの専用アクセサリを装着して機能の拡張が可能。



専用アクセサリの「Third Reality モーションセンサー」は、Echo Flexに動きを検知する機能を追加できるモーションセンサー。受動赤外線センサーを搭載し、120°の視野角で最大6メートル離れた動きを検出できます。



Echo Flexはコンセントに差すと起動するので、スマートフォンの「Amazon Alexa」アプリからデバイスを追加し、Wi-Fiの設定をすればすぐに使用可能。



モーションセンサーをEcho Flex底面に取り付けると、Alexaアプリ上で「一番目のモーションセンサー」として認識されます。



続いてスマート電球を準備。+StyleのスマートLED照明は、電球とスマートフォンを連動させるために、間にスマートホームハブや専用ブリッジを用意する必要がなく、手軽にスマートフォンやスマートホーム機器と連動できるのが特徴です。




洗面所の電球をスマートLED照明と交換。電源をONにすると電球が点滅するペアリングモードに入るので、専用アプリ「+Style」からデバイスを追加し、Wi-Fiを設定すればセットアップが完了します。



照明をEcho Flexと連動させるために、Alexaと連携するように設定します。Alexaアプリから「+Style」のAlexaスキルを検索して有効に。+Styleのアカウントでログインすると、スマートLED電球を追加してAlexaと連携可能になります。



これら機器を連動させるために、Alexaアプリで「定型アクション」を設定します。「手洗い」という名前で定型アクションを作成し、「実行条件」は「スマートホーム」から「一番目モーションセンサー」を選択して「検出」に設定。これにより、「一番目モーションセンサーが動きを検知」という実行条件が設定されます。実行条件は「月曜から金曜の17時~22時」と曜日や時間を指定でき、1回作動したらしばらく動かないように「12時間後以降に再実行」と再実行までの時間を指定することができます。



実行条件に対するアクションを設定します。洗面所の照明をつけたいので、「スマートホーム」から自分で名付けた「洗面所の照明」を「オン」にするように設定。続いて、Alexaが音声で手洗いを促すようにアクションとして「Alexaのおしゃべり」「カスタム」で「お帰りなさい! コロナに負けないように、手を洗いましょう!」としゃべるように設定します。


最後に、実行するデバイスとしてEcho Flexを指定すれば定型アクションの設定は完了です。実際に動かしてみると……






https://twitter.com/shnskm/status/1245979337532133376



帰宅時に人の動きを検出すると洗面所の照明がONになり、Echo FlexからAlexaが「お帰りなさい! コロナに負けないように、手を洗いましょう!」という呼びかけてくれるようになりました。新型コロナウイルスとの戦いは、今後長期戦を覚悟しなければならないかもしれません。自宅で過ごす時間が長くなる分、スマートホームやIoTで生活をちょっとでも楽しく工夫してみるのはいかがでしょうか。そして手を洗いましょう!


―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.