3月29日、新型コロナウイルスに感染して肺炎を発症し治療を受けていた志村けんさんが東京都内の病院で亡くなっていたことがわかった。享年70歳。
志村さんは3月17日に体調不良を訴えて入院し、25日に所属事務所のイザワオフィスが新型コロナウイルス感染と重度の肺炎の発症を発表。関係者やファンから心配する声が上がっていたが、残念ながら願いは届かなかった。
志村さんは1950年生まれ。東京都東村山市出身。コミックバンド「ザ・ドリフターズ」の付き人を経て1972年にお笑いコンビ「マックボンボン」でデビュー。ほどなく同グループが自然消滅した後、1974年に荒井注さんの脱退にともないザ・ドリフターズに正式メンバーとして加入した。
その後、バラエティー番組『8時だョ!全員集合』(TBS)で「東村山音頭」で人気を得たのを皮切りに加藤茶さんとの「ヒゲダンス」や沢田研二さんらゲストとの「鏡合わせ」など数々のコントを生み出し国民的スターに成長。1980年代後半からはソロのタレントとしても数々の冠番組を担当し「バカ殿様」、「変なおじさん」などのキャラクターや「アイーン」、「だっふんだ」などのギャグは子供から大人まで広く親しまれていた。
志村さんの訃報に対しTwitterなどSNS上では研ナオコさんをはじめ、芸能関係者はもちろん、小池百合子都知事などあらゆる層から大きな衝撃が伝わってくる。
けんちゃん、駄目だった(涙)どうしよう、、..—研ナオコ (@naokoken77) March 30, 2020
けんちゃん、駄目だった(涙)
どうしよう、、..
もう二十年近く前のこと。友人と食事をしていたら、たまたま同じ店に居合わせた志村さんが私たちの席まで来てくださり、「ご著書を読みました。とても感銘を受けました」と言ってくださった。志村さん、またお会いしたかったです。心よりご冥福をお祈りいたします。 https://t.co/31omjT38vP—乙武 洋匡 (@h_ototake) March 30, 2020
もう二十年近く前のこと。友人と食事をしていたら、たまたま同じ店に居合わせた志村さんが私たちの席まで来てくださり、「ご著書を読みました。とても感銘を受けました」と言ってくださった。志村さん、またお会いしたかったです。心よりご冥福をお祈りいたします。
はねるのトびらにゲスト出演して頂いた時、リハーサルで西野に「頭おもいっきり叩いてね。遠慮しないでね」カッコよかった。そのお言葉忘れません。志村けんさん。心からご冥福をお祈り致します。—カジサック (@kajisac_onashas) March 30, 2020
はねるのトびらにゲスト出演して頂いた時、リハーサルで西野に
「頭おもいっきり叩いてね。遠慮しないでね」
カッコよかった。
そのお言葉忘れません。
志村けんさん。
心からご冥福をお祈り致します。
日本を代表するエンターテイナー志村けんさんの多くの功労に改めて敬意を表しますとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。 東京都としては国と連携し、死亡者を増加させないこと、重症者へのケアを優先し医療崩壊を招かないことに重点を置き、総力をあげて終息を目指し取り組みます。 https://t.co/FMDuNb8hJP—小池百合子 (@ecoyuri) March 30, 2020
日本を代表するエンターテイナー志村けんさんの多くの功労に改めて敬意を表しますとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。
東京都としては国と連携し、死亡者を増加させないこと、重症者へのケアを優先し医療崩壊を招かないことに重点を置き、総力をあげて終息を目指し取り組みます。
三陸鉄道の旅でご一緒させていただいたときのスナップ。志村けんさんのまわりは、いつでも笑顔につつまれていました。心よりご冥福をお祈りいたします。 pic.twitter.com/e4UewVK1MN—鉄道写真家 中井精也 (@railman_nakai) March 30, 2020
三陸鉄道の旅でご一緒させていただいたときのスナップ。志村けんさんのまわりは、いつでも笑顔につつまれていました。心よりご冥福をお祈りいたします。
また『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ)などで志村さんと長年共演していた桑野信義さんも訃報発表直後に自身のブログ上に次のように驚きと悲しみを綴っている。
「志村けん師匠の悲報を知りました
殿!嘘でしょう…」
『 I’m speechless 』桑野信義&MASAオフィシャルブログ
https://ameblo.jp/nonko-masa/entry-12585832943.html[リンク]
志村さんが亡くなったことが日本に与えるショックは計り知れないものがある。志村さんのこれまでの輝かしい芸能人生を称えると共にご冥福をお祈りしたい。
ありがとう志村けん。
※画像はInstagram(ken_shimura_bakatono67)より
(執筆者: 中将タカノリ)
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