中国・武漢に端を発した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ですが、イタリアなどEU諸国やアメリカなどで感染が広がり、全世界の感染者は33万人を超えています。そんな中、日本では北海道が非常事態宣言から脱するなど、各国に比べて感染者数の伸びが緩やかですが、未だに予断を許さない状況なのには変わりありません。そんな中、仙台の聖火リレーに約5万人が集まり、格闘技K-1さいたま大会が開催され、外出時にマスクを着用していない人が目につくなど、「気が緩んでいるのではないか」と懸念を示す向きもあります。
とはいえ、トイレットペーパーやティッシュペーパー同様に、マスクも依然として品薄状態が続いています。Twitterでは窮状を訴える声が続出。「どこに売ってるんだよ」「じゃあマスクくださいと言いたくなる」という反応も集まっています。
マスクをしていない人が増えてるのは「手に入らないから」だと思いますけど。。。
普段なら花粉症シーズンでもっとマスクしてる人はいる。なのに少ないのは、もう手持ちが切れてきた人がいる、ってことだよ。東京のマスクしてない人を責めるのはお門違い。
「売ってないです」。
—kurikuri321 (@kurikuri321) March 22, 2020
マスクをしていない人が増えてるのは「手に入らないから」だと思いますけど。。。
普段なら花粉症シーズンでもっとマスクしてる人はいる。なのに少ないのは、もう手持ちが切れてきた人がいる、ってことだよ。東京のマスクしてない人を責めるのはお門違い。
「売ってないです」。
東京だけでなく「地方でも売っていない」という報告も多数上がっていましたが、「生産増やされてるはずなのにどこに行っているのか」という疑問を抱く人からの声も複数寄せられています。
マスクしてる人はどこで手に入れてるのか…
より、生産されたマスクはどこへ行っているのか…の方が気になります。
増産されてる分どこ行ってんの?医療機関に行って市場に回らないだけならまだいいけど。—あみぃ/はなちるさと/Amy 34w(2020.5.1予定) (@mika82567250) March 22, 2020
マスクしてる人はどこで手に入れてるのか…
より、生産されたマスクはどこへ行っているのか…の方が気になります。
増産されてる分どこ行ってんの?医療機関に行って市場に回らないだけならまだいいけど。
新型コロナ対策としてだけでなく、花粉症の人から「マスクがなくて辛いけど売ってない」という切実な声も上がっている一方で、「洗って使いまわしている」「ハンカチで代用するという方法もある」というツイートも投稿されていました。「“マスクをしていない人”と見られることも怖い」といった意見もあり、他人の悪いところ探しをする空気が出来ていることが見て取れます。
筆者もスーパーやドラッグストアを数店舗見て回ってみましたが、どこもマスクは売り切れで、一部店舗では「次回入荷は未定です」という告知を掲載していました。政府・厚生労働省は新型コロナ対策で「咳エチケット」への協力を呼びかけていますが、マスクの在庫や入荷について、何らかのアナウンスをすべきなのではないでしょうか。
―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』