家でサクッと何かを食べたいときにカップ麺は最高のパフォーマンスを発揮しますが、宅飲み時となると話は別。麺がすぐにのびてしまい、長時間に渡っておいしい状態をキープできないカップ麺は、まったりチビチビ飲みたいときのパートナーとしてはあまり適性がないのです。
緑のたぬきの“天ぬき”が宅飲みの友として大活躍!
ところが、マルちゃんのカップ蕎麦「緑のたぬき」を“天ぬき”にして食べるとどうでしょう。少し食べ方を変えるだけで飲み始めから最後まで最高のおつまみとして貢献してくれるようになるのです。
“天ぬき”とは天ぷら蕎麦から蕎麦の麺を抜いたもののこと。蕎麦屋で飲む際にお腹をあまり膨れさせずにお店の味を堪能する飲兵衛のテクニックのひとつなのです。
この“天ぬき”を緑のたぬきでやるということなのですが、フードロス削減が叫ばれているこのご時世に蕎麦を残してしまうなんてとんでもない。もちろん蕎麦もちゃんと食べるのでご安心を。まずはカップに粉末スープを入れ、いつもの半量くらいのお湯を注ぎます。
天つゆと化した緑のたぬきのつゆに、天ぷらをチョンチョンと浸して食べたら、そりゃあもう当然ウマい。汁に浸しておかなければ最後の一口までサクサク感をキープできますし、小エビの風味もいつも以上に口の中で広がります。
では、余った蕎麦の方はどうするかというと……
こちらも天つゆに浸し、豪快にかぶりついてしまいましょう。
バカじゃないの?と思う人が多いかもしれませんが、よくよく考えてみてみると緑のたぬきの麺はフライ麺。ある意味、蕎麦の天ぷらみたいなものなのです。
緑のたぬきはそのままの状態でもサクサクと食べやすく、つゆに浸せば部分的に柔らかくもなるので、違和感ゼロで食べられることができます。味ももちろんウマい! こちらもいつも以上に蕎麦の風味を感じられるでしょう。
どんなに時間が経過しても麺がのびてしまうこともありませんし、最後までナイスな食感を堪能できます。
いつでもシメの蕎麦にシフトチェンジ可能!
そろそろ飲み終えようと思ったタイミングでまだ蕎麦が残っていたら、まるっと容器に戻して熱湯を追加すればそのままシメの蕎麦にすることも可能。同じものを食べているはずなのに、温度や食感、味の濃さが変わればすっかり別の食べ物を食べているような気分になれます。
緑のたぬきが1個あるだけで宅飲みが充実すること間違いなし。もちろんほかのカップ麺でもフライ麺であれば同様のことができますが、個人的には緑のたぬきがベストかなと思います。ノンフライ麺はそのまま食べても固くて美味しくないのでご注意を。
(執筆者: ノジーマ)
―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』