あまりの恐ろしさに物議を醸した児童書を映画化した『スケアリーストーリーズ 怖い本』が2/28より公開。本作の製作の裏側を、フルカラー全192ページで堪能できるビジュアルノベライズが発売された。
原作本は、1981年に発刊された児童向けの怪談本。発売当時、内容の残酷さやスティーブ・ガンメルによる恐ろしすぎる挿絵が物議を醸し、学校の図書館に置くことを禁止する論争が巻き起こった。映画版は、そんな原作本を自身の創作の原点と語るギレルモ・デル・トロがプロデューサーを務め、監督に『ジェーン・ドウの解剖』のアンドレ・ウーヴレダルを抜擢している。
デル・トロは、「挿絵のモンスターをきちんとスクリーン上で息づかせる」ことをルールとし、本作の制作を進行。原作の不気味で魅惑的なモンスターを、まるでページを飛び出してきたかのような再現度で立体化した。
一体そんなモンスターたちはどうやって作られたのか。ビジュアルノベライズでは、普段お目にかかることの出来ない貴重なコンセプト・アートや秘蔵写真、そしてデル・トロ作品常連の特殊造形担当マイク・ヒルによる、モンスター具現化のためのクリーチャー資料をたっぷり掲載。また、映画では描き切れなかった詳細な人物背景についての書き下ろしも収録し、様々な角度から映画『スケアリーストーリーズ怖い本』制作の舞台裏に迫る。
ビジュアルノベライズは2000部限定での販売。早々に手に入れておいて、映画鑑賞後にじっくり読みつつ余韻に浸ると幸せになれそう。
概要
「スケアリーストーリーズ 怖い本 ギレルモ・デル・トロ&アンドレ・ウーヴレダルの世界」
2/21(金)限定発売
価格:本体3,800 円+税
発売元:DU BOOKS
発行元:ディスクユニオン
『スケアリーストーリーズ 怖い本』
2月28日(金)新宿バルト9ほか全国公開
配給:クロックワークス
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