「部屋が狭い」という悩みは「不便」というストレスを生み出すことも多いもの。そうした苛立ちが募ると、インスタグラムで見かけるようなすっきりとした広い間取りの家が羨ましく思えてしまいます。
しかし、実はミニマムなお家でも収納法を工夫したり、家具の活用法を再検討したりすれば快適に暮らすことは可能。それを教えてくれるのが、『余白で叶える、スッキリ空間 わたしの「狭い暮らし」ルール』(インプレス書籍編集部 著/インプレス刊)です。
本作では19人のインスタグラマーが、狭い部屋を広く見せる暮らしのテクニックを伝授。あなたの中にある、「狭い=不便」という常識を覆してくれます。
今回は数あるテクニックの中から、「これはぜひとも真似したい……!」と興奮できる工夫をいくつかピックアップし、ご紹介。これを機に、脱「汚部屋」も目指してみてみてはいかがでしょうか。
ミニマムな空間を家具選びで変える!
来客を通すことも多いリビングは一番レイアウトに困る上に、ごちゃつきやすい場所。小さなお子さんがいるご家庭では、おもちゃが放置されたままになっていることも多いはず。ミニマムなリビングだと、特にそうした悩みが顕著になるのではないでしょうか。
そんな方の参考となるのが、3LDKの自宅に家族5人で暮らしているというkagiさんのテクニック。kagiさんはリビングを綺麗に維持するため、就寝前にリセットする仕組みを設けたり、お子さんがおもちゃをしまいやすいように片づけの動線を短くしたりし、ごちゃつかないように配慮しています。
そして、空間を広々と使うため、あえて大きなソファは置かず、テーブルはロータイプをチョイス。
ダイニングテーブルやソファに執着しなくても、家族が心地よく過ごせる空間を作ることはできるのです。
実は空間を広く見せ、暮らしを快適にするためにも家具選びはとても重要。家具が多いと圧迫感が出てしまったり、部屋がより狭く見えてしまったりするため、空間をすっきりと見せたい時は“何通りもの使い道がある家具”を選ぶのもおすすめです。
例えば、k.m.k.btさん宅では無印良品の「コの字家具」を活かして気分や季節、来客に応じて部屋のレイアウトを変更。
さらに、IKEAのベンチを趣味の電子ピアノ置きとして使ったり、夏らしいコーヒーテーブルは季節によって来客用の荷物置きにしたりすることも。
ひとつの家具をどう活かすのかを模索し、暮らしに変化を与えるk.m.k.btさんのテクニックを知ると、手持ちの家具の新たな使い道も考えたくなります。
つっぱる時ってどんな時? 目からウロコのつっぱり棒活用術とは
かけたり、乗せたり、通したり様々な活用法があるつっぱり棒は収納に困った時の救世主。しかし、「イマイチ上手く使いこなせない…」と感じている方もいるはず。本作では貝賀あゆみさんが、その悩みを解決してくれます。
実はつっぱり棒はキッチンでこそ活かしたい、万能アイテム。
1本用意するだけでも、狭いキッチンをガラっと変えることができます。
他にも貝賀さんは作中で、ワインの木箱と2本のつっぱり棒で作った子ども靴の収納ラックも紹介。快適さとおしゃれさを兼ね備えたつっぱり棒の活用術は、今すぐ真似したくなります。
本書には他にも、広々と過ごすための空間づくりのコツやすっきりと見せられる収納術などが多数掲載。主婦のみなさんが悩みがちなキッチン周りも19人のインスタグラマーたちの知恵を持ってすれば、ストレスフリーな空間に生まれ変わります。
「狭い」を「快適」に変えるカギは、この一冊にあり。自宅をさらに好きになれる暮らしのルールを、ぜひ学んでみてください。
『余白で叶える、スッキリ空間 わたしの「狭い暮らし」ルール (わたしのルール)』
(インプレス)著 :インプレス書籍編集部
定価:本体1,300円+税
(執筆者: インプレスPRスタッフ)
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