タカラトミーアーツからタピオカ風のスイーツを作れるクッキングトイ「タピってグー!」の発売が決定! 2019年に日本を席巻したタピオカブームですが、ついに自宅で作るというステージに突入したのです。
2020年1月30日の発売に先駆けて製品をお借りすることができたので、早速実際にタピってみました。
タピオカ風スイーツを作れる「タピッてグー!」
箱を開封すると中にはタピオカドリンクを思わせる容器やストロー、そしてトレイなどが入っていました。電池は使用せず、このトレイに“タピ液”を流し込むことでタピオカ風のスイーツを作ることができるようです。
タピ液は粉末黒糖とゼラチンを混ぜて作ります。タピオカの色と甘さを黒糖で、食感をゼラチンで再現するというわけですな。どちらも同梱されていないので、別で用意する必要があります。
タピ液をトレイに流し込んだら(この作業がなかなか細かくて難しい)、冷蔵庫に入れて30分冷やします。
タピ液が固まったら本体にセットし、ハンドルを押すとポロポロっとタピオカっぽい物体が出てきました。
どうでしょう。見た目はまさにタピオカそのもの。見事な球体になっていることもポイントです。「わざわざ本体にセットしなくてもトレイから指で押し出すだけでいいのでは?」と思って試してみましたが、そうするときれいな球体にはなりませんでした。単純なようですごく緻密な作りになっているようです。
あとはカップにそのままミルクティーを入れたらタピオカ風ミルクティーの完成。結局は黒糖ゼリーなのでタピオカほどの弾力はありませんし、味も似て非なるものなのですが、それっぽさはちゃんと堪能できます。調理工程も楽しめますし、タピオカ屋が近くにない地域に住んでいるお子様には嬉しいクッキングトイなのではないでしょうか。
「タピってグー!」でアレンジタピも作ってみた!
「タピってグー!」で作るタピオカ風スイーツは黒糖によってタピオカっぽい色を再現しているため、逆に上白糖などを使えば白色のものを作れますし、ジュースやかき氷のシロップを使えばカラフルタピを作ることもできます。アレンジのしがいがあるとすぐに飽きずに済むので、お子様にも買ってあげやすくなりますよね。
というわけで続いてはめんつゆを使って甘くないタピオカを作ってみることにしました。
同じ手順で作業をするとやはり見た目はタピオカそのものな物体を作ることに成功。ただし味はしょっぱいです。
さすがにめんつゆ味のタピオカをミルクティーにいれてもおいしくなるはずがないので、とりあえずどん兵衛にのせてみることにしましょう。
油揚げの上にめんつゆタピを置いてみましたが、もともとゼラチンを溶かして作っているため、熱でみるみるうちに溶けてしまいます(当たり前)。しかし溶け始めためんつゆタピの食感はとても儚く脆く、口の中でとろりと溶けゆくさまはまるでイクラのよう。これはこれで非常に美味ですし、レア感も強くていいものでした。大量に作ってちょっとずつのせながら食べてみたい。
また温かいカップ麺ではなく、冷たいうどんやそうめんにのせれば溶けてしまうこともありませんし、独特の食感を楽しむことができるでしょう。めんつゆ以外にも鍋スープの素などを使ってもおもしろいタピを作ることができそうです。
「タピってグー!」は2020年1月30日にタカラトミーアーツから発売予定。公式サイトでの販売価格は12月12日現在で3278円となっています。
(執筆者: ノジーマ)
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