マーティン・スコセッシ、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシ。この4人の名前を聞いて共通項をスラスラ言える人は、かなりのマフィア映画通だと思います。
ぱっと思いつくのは、イタリア系の血を引くアメリカ人、出演作に代表的なマフィア映画がある、70代の爺さん、アカデミー賞を受賞しているといったところでしょうか。マーティン・スコセッシが監督で、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシがメインキャストとして名を連ねるマフィア映画となれば、もう鉄板みたいなイメージがあります。
ついに、この日が来た。マーティン・スコセッシ。ロバート・デ・ニーロ。アル・パチーノ。ジョー・ペシ。ハリウッドのレジェンド揃い踏み。映画史にその名を刻むべき傑作『 #アイリッシュマン 』 、配信開始! pic.twitter.com/KCL9mHtWXt—Netflix Japan (@NetflixJP) 2019年11月27日
https://twitter.com/NetflixJP/status/1199598778052825089
いまだ衰え知らずとも言えそうな70代の名監督・名優たちが足並み揃えた『アイリッシュマン』が、27日にNetflixで配信開始となりました。
チームスターと呼ばれる全米トラック運転組合のドンとして、マフィアと組んで数々の不正行為を行っていたジミー・ホッファ。1975年に行方不明となったホッファですが、後にホッファを暗殺したことを告白したのが、チームスターでジミー・ホッファの下で働いていたフランク・シーランです。『アイリッシュマン』は、フランク・シーラン視点の物語で、ロバート・デ・ニーロがフランク・シーラン役を演じています。ジミー・ホッファを演じるのはアル・パチーノ、ホッファ暗殺を指示したと言われているラッセル・ブファリーノはジョー・ペシが演じています。おまけにハーヴェイ・カイテルまで出演しているので、まさにスコセッシ一家総出演といった感じです。
『アイリッシュマン』とはアイルランド系アメリカ人のことで、主人公のフランク・シーランを指しています。スコセッシ監督は『グッドフェローズ』でも、イタリア系しか正式なメンバーになれないマフィアの世界におけるアイルランド系の悲哀を描いていましたね。
『アイリッシュマン』最終予告編(YouTube)
https://youtu.be/05uH8pj1B1E
『アイリッシュマン』は、70代の名優たちが集結した“人生最後の傑作”となるかもしれません。
※画像:Twitterより引用
https://twitter.com/NetflixJP/status/1199613939748720645
(執筆者: 6PAC)
―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』