第一作がジェームズ・キャメロン(『アバター』『タイタニック』)の監督・脚本で製作され、大ヒットシリーズとなった『ターミネーター』(日本公開1985年)。その最新作に、シリーズの伝説的キャストであるアーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトンの最強タッグ、そして、伝説の生みの親でありながら、シリーズ最大のヒット作『ターミネーター2』(日本興行収入95億円)以降、シリーズへの直接 的な関与がなかったジェームズ・キャメロンが製作に復帰。
更に『デッドプール』の大ヒットで世界中を驚かせたティム・ミラーがメガホンを取るという、ハリウッドを代表するヒットメーカーと注目の実力派監督の奇跡のタッグが実現。『ターミネーター2』の正統な続編を描くとして全世界から注目を集める『ターミネーター:ニュー・フェイト』は、11 月8日(金)より全国公開とります。公開に先駆け、ジェームズ・キャメロンが『ターミネーター2』の正統な続編を作る必要性があった理由として、“サラ・コナー”の存在があったことを明かしました。
一度は回避したと思われた人類滅亡の日”審判の日“。だが、その危機はまだ終わってはいなかった……。人類の命運を握る女性ダニーを守る謎の戦士グレースと、女性の命 を狙う凶悪に進化を遂げた最新型ターミネーター REV-9(読み方:レヴ・ナイン)との 壮絶な攻防。そして彼らの前に現れる、サラ・コナーとT-800。人類と地球の未来をかけた壮絶な戦いの火ぶたが、再び切って落とされます。
これまで『ターミネーター』、『ターミネーター2』と映画史に残る伝説的シリーズを生み出したジェームズ・キャメロン。以来、度々「ターミネーター」シリーズは製作されたがジェームズ・キャメロンが製作に携わることは一切なく、シリーズから距離を置いていました。しかし、遂に本作で彼がカムバックを遂げることで世界中から注目を浴びています。キャメロンが今このタイミングで『ターミネーター2』の正当な続編を描く理由は何よりもシリーズのアイコンである“サラ・コナー”の存在だったよう。
「人々は、彼女をとても愛している。ファンは『彼女が今どうしているのか? 今もマシンと闘っているのか? どんな新しい武器を使っているのか? 彼女の心境はどうなのか?』と知りたがっていたんだ」と製作の決め手を話します。
さらに、キャメロンはシリーズへの復帰の条件としてもう一人のレジェンド“T-800”を挙げている。「もし僕がやるなら、アーノルドに出てもらうことが大切だった。まずはじめに僕らが話し合ったことは T-800 をどうするのか?どうすれば彼にとって全く新しいT-800というキャラクターを描けるのか?ということだったんだ。これまでに誰も観たことがない、とてもいいアイディアを 思いつくことができたと思うよ」と自信を語ります。
これまで『ターミネーター2』以降、サラ・コナーのその後の物語が描かれることはありませんでした。しかし、本作では満を持して彼女のその後の 人生が明かされます。そんな本作を手掛けたのは、キャメロンが「アバター」シリーズ最新作の撮影の為、監督のバトンを託したティム・ミラー (『デッド・プール』(16))。ミラー監督は「本作の製作を発表したらファンはどう考えるだろうとまず考えたんだ。彼らはこういう映画 やストーリーを見飽きている。何か新しいものや、まだ語られていないもの、語り終えられるべきものでないといけない。それがまさに、 “サラ・コナー”の物語だったんだよ」とシリーズの大ファンとしてコメント。
『ターミネーター2』の世界を踏襲しながらも、過去作を遥かに凌ぐ迫力とスピード感で進化した『ターミネーター:ニュー・フェイト』。映 像の革命児として常にハリウッドリードし続けるジェームズ・キャメロンと、『デッドプール』のブッ飛んだ脚本と演出で一躍高い評価を得た実力派監督ティム・ミラーがタッグを組み描かれる「ターミネーター」の世界に期待が高まります。
そして、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンと、T-800役のアーノルド・シュワルツェネッガー、新キャラクター・グレース役のマッケンジー・デイヴィス、ティム・ミラー監督の来日決定! こちらも楽しみですね!
■製作:ジェームズ・キャメロン
■監督:ティム・ミラー
■出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボネータ
■配給:20 世紀フォックス映画
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