外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が、首都圏・東海圏・関西圏の男女約1万人を対象に毎月実施している「外食市場調査」の結果を元に、2018年度のタウン別ランキングを発表。その中から、首都圏における「外食単価が高いタウン」と「外食単価が低いタウン」のランキングを紹介します。
「外食単価が高いタウン」ランキング(タウン名/外食単価)
1位:六本木(赤坂・青山一丁目)/5093円
2位:銀座・有楽町/4802円
3位:新橋・浜松町(虎ノ門)/4178円
4位:恵比寿・目黒(中目黒)/4011円
5位:四ツ谷・赤坂見附・市ヶ谷/3913円
外食単価の高いタウンは2013年の調査開始以来、6年連続して1位「六本木(赤坂・青山一丁目)」、2位「銀座・有楽町」という結果に。「六本木」は過去一度も単価4500円を割っておらず、2018年度は初の5000円台を記録。単価が比較的高い「バー、バル、ワインバー、ビアホール、パブ」業態の利用シェアが全タウン中1位であること等が平均単価アップに寄与していると考えられます。
「外食単価が低いタウン」ランキング(タウン名/外食単価)
1位:越谷レイクタウン(越谷)/1815円
2位:多摩センター/1828円
3位:橋本/1842円
4位:大和駅周辺/1877円
5位:上尾駅周辺/1907円
一方、外食単価の低いタウンは、「越谷レイクタウン(越谷)」が1位に。外食単価の低さは、飲酒の有無との相関が強く、飲酒率の低さでも「越谷レイクタウン」は3位、「多摩センター」は4位、「橋本」は2位となっています。「越谷レイクタウン」は大規模駐車場を有する巨大ショッピングモールを中心に外食数を伸ばしてきたタウン。「家族・親族との利用シェアが高いタウン」でも1位となっており、休日にクルマで出かけての外食が多いため飲酒を伴うことが少なく、単価が低く抑えられていると考えられます。
※タウンの設定について
昨年度1年間の調査結果から、圏域ごとに外食件数の多い上位100駅を中心として、東京都山手線内は半径1km、その他の都心部(東京都区部、横浜市、川崎市)は半径2km、周辺部は半径4kmの範囲に含まれる駅を合わせて、1つのタウンとして設定。
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