人生をしくじった人が自分の行動の問題点と教訓を赤裸々に語るという内容で人気のバラエティ番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日)。
9月2日放送回では現在、人気YouTuber“カジサック”として注目を集めるキングコングの梶原雄太さんが出演。“キャパオーバーで飛んじゃった先生”として過去2か月半にわたって失踪してしまったいきさつを語った。
キングコングは吉本興業の養成所「NSC」時代から実力が認められ、若干19歳で「NHK上方漫才コンテスト」最優秀賞を受賞。アイドル的な人気を博し、一気にレギュラー番組9本をかかえるスターに上り詰めたものの、梶原さんは急激に売れすぎたために芸の引き出しが少ないというプレッシャーや、収録に多大な時間と労力を要する「はねるのトびら」(フジテレビ)へのストレスから精神的に疲弊。
相方の西野亮廣さんによる「しんどかったら全部俺がやったるやん」という励ましも逆効果となり、次第に東京へ向かう新幹線の車内で体の震えが止まらなくなる、本番前にトイレに隠れてしまう、感情が無くなるなど異常な症状・行動があらわれ、ついには仕事の移動中に突発的に行方をくらましてしまったという。
自らの経験を踏まえ、頑張りすぎず、辛い時には周囲の人に相談することの大切さを説いた梶原さんにTwitter上では大きな反響が寄せられている。
「やべぇな。しくじり先生キンコン梶原、失踪の前触れサインが現実逃避、感情がなくなるって言ってることめちゃめちゃわかるわ。専門家と打ち合わせたんだろうけど対処法もいちいち適切。“しゃかりき頑張るな!”たしかにこれに尽きると思う。」
「昨日しくじり先生観てて夫が
“俺も朝乗り換えの電車乗ると震える”
と言ったので今も相当甘くしてるとは思うけど
今後は心を込めてめちゃくちゃ優しくしようと思う。」「しくじり先生梶原さん回見たよ!!キンコンは単独ライブ行くくらい好きだったから感慨深い
ゲストが霜降り明星なのもアツいなあ。ところどころ挟まる西野さんの狂人っぷりがしぬほど笑うwww確かにあの人は鼓舞マシーンだからダウナーになってる人と合わせちゃ駄目だわwww」「カジサックさんの名前ちょっと違和感あって、本名でいいのに…とずっと思ってたんだけど、しくじり先生見てたら“はねトびのコントで滑り過ぎてトラウマになってたキャラの名前”だったそうで、なんか急に好きになった
自分の一番弱い部分を名前にして別世界に飛び込んだわけかぁ…すごいなぁ」
9月9日深夜0時20分から放送予定の後編では失意の梶原さんがどのようにして立ち直ったかについて取り上げる予定。
今回放送された前編はAbema TV[リンク]で9月9日まで無料試聴可能なので、まだご覧になっていない方は予習した上で9日の放送をを視聴してはいかがだろうか。
※画像はAbema TVから引用しました
(執筆者: 中将タカノリ)
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