白のスーツに四角ばったサングラスでスタジオ狭しと歌い踊る……80年代の音楽番組をオマージュしたMVでシングル「忘れられないの」がヒット中のサカナクション。
2008年のデビュー以来、数々のヒット曲を生み出し、今や押しも押されもせぬ大アーティストになった彼らだが、8月28日になんとボーカルの山口一郎さんが東京・下北沢で路上ライブを行う光景が目撃されていた。
https://twitter.com/kinakobooster/status/1166655359232069632?s=19
外からめっちゃ上手い歌聞こえてくると思ったらサカナクションの山口さんいたいまの山口さんですよね?って道にいた人に話しかけたら友達もできた pic.twitter.com/Qcm2ufP6KF—とりい (@kinakobooster) August 28, 2019
「外からめっちゃ上手い歌聞こえてくると思ったらサカナクションの山口さんいた
いまの山口さんですよね?って道にいた人に話しかけたら友達もできた」
諸々のツイートによると、山口さんはなんの前触れもなくコールドプレスジュース専門店の軒先にあらわれ、ラジカセとアンプだけで「忘れられないの」を2回熱唱。初めはなかなか気付かれず、通行人が目の前を素通りするような状況だったが、次第に人が集まり盛況のうちに路上ライブは幕を閉じた。そして、その模様がTwitter上にアップされると、いよいよとてつもない大反響に発展している。
「山口さんてタワレコの店員の格好して自分のCDコーナー見てる人にお勧めに行ったり、勝手にサイン会したりするからあまり驚かないw」
「そ、そんな事あるんですね!!
羨ましい!!!
一郎さん、わが県にも路上ライブに来てください!誰も路上ライブやってない県ですけど」「あれだけ音響にこだわる人が、“ここでこのアンプだけで”っていう事に鳥肌ものです。」
「普通ならお金払わないと見れないプロのメジャーアーティストなのに、通り過ぎていった人たち、マジで勿体ないww」
時期的に「忘れられないの」のプロモーションが目的だったと思われるが、大勢のスタッフや撮影クルーを引き連れるわけではなく、一人ぽつんと路上ライブするというあたりが山口さんのお茶目なところなのだろう。そしてそれを結果的に大きなPR効果につなげているあたり流石だ。
※画像はTwitter(@kinakobooster)から引用しました
(執筆者: 中将タカノリ)
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